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倉科カナ:境遇が似ている役柄に「個人的に救われた」 市原隼人との居酒屋エピソードも

映画
映画「あいあい傘」の公開直前舞台あいさつに登場した(左から)原田知世さん、立川談春さん、倉科カナさん、市原隼人さん、宅間孝行監督

 女優の倉科カナさんが22日、東京都内で開かれた主演映画「あいあい傘」(宅間孝行監督、26日公開)の公開直前舞台あいさつに登場した。倉科さんは、今作で演じた役柄が自身と「境遇が似ている」と明かし、「私の中にあるしこりみたいなものを糧にして演じることができました。この役を演じたことで、個人的ですが救われたような思いがあります」としみじみ語った。

 倉科さんは、共演の市原隼人さんとは「10代の頃から市原さんの主演作に出させてもらったり偶然に会ったり、何かご縁がある」と言い、市原さんも「昔から知っているような空気感」と息もぴったりの様子。市原さんが「6分半の長回しのシーンを居酒屋で撮った後、そのメンバーでその店の開店まで待って、すぐ飲み始めて、閉店まで飲んでいました」と現場の和気あいあいとした雰囲気を明かすと、それを聞いた立川談春さんは「(居酒屋に)呼ばれねえよ、俺は」とふてくされていた。舞台あいさつには原田知世さん、宅間監督も登場した。

 「あいあい傘」は、宅間監督が主宰していた劇団「東京セレソンデラックス」で2007年に上演した同名舞台を、自身が監督し、脚本も手掛け映画化。25年前に姿を消した父の六郎(談春さん)を捜し出したカメラマンの高島さつき(倉科さん)は、父を連れて帰るつもりで恋園神社がある小さな田舎町へとやって来た。宿に向かう途中、六郎を知っているというテキ屋の清太郎(市原さん)と偶然出会い、町案内をしてもらう。そこでさつきは清太郎を通じて、六郎が知らない家族と新しい生活を築き上げていたことを知り、新しい家族である妻の玉枝(原田さん)とその一人娘(入山杏奈さん)に会いに行こうとする……というストーリー。

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