風間俊介:人生初の丸刈りに 「やすらぎの郷」続編の役作りで

ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演する風間俊介さん(左)と浅丘ルリ子さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演する風間俊介さん(左)と浅丘ルリ子さん=テレビ朝日提供

 俳優の風間俊介さんが来年4月から放送される平日昼の帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」(テレビ朝日系)に出演し、役作りのため人生初の丸刈りに挑戦したことが25日、分かった。風間さんは、ヒロイン(清野菜名さん)の夫となる根来公平を演じる。公平はストーリーテラーとして物語を導いていく重要な役どころになるという。また、俳優の橋爪功さんの出演も発表された。風間さんが公平の少年時代からを演じ、橋爪さんが公平の晩年を演じる。

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 役作りのため、丸刈りになることを決意した風間さんのために、断髪式が行われたという。風間さんは「断髪式は、役へのスイッチが入るきっかけになると思います。これがスタートだと思うと、身が引き締まります」と話しながら、鏡の前にスタンバイ。そこに、同ドラマで白川冴子役を演じる浅丘ルリ子さんがバリカンを持ってサプライズで登場。浅丘さんはバリカンで風間さんの髪をバッサリと刈り上げた。風間さんはすでにクランクインしていて、神奈川・相模原の河原で魚を捕るシーンなどに挑戦したという。

 「やすらぎの刻~道」は、倉本聰さん脚本、俳優の石坂浩二さん主演で話題を集めた「やすらぎの郷(さと)」(2017年4~9月放送)の続編。山梨県のとある山あいの村を舞台に昭和と平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯を描く。主役となる夫婦の妻を清野さんと八千草薫さんがリレー方式で演じる。

 ◇根来公平役の風間俊介さんのコメント

 ――“断髪式”が終わって丸刈りになった感想は?

 ここまでの“イガグリ坊主”になったのは、人生初です! 髪を切る前はこの断髪式が自分の中で作品へのスイッチが入るきっかけになるのだろうと思っていました。でも、坊主頭になってみたら思っていたよりも違和感がなくて……。風間俊介としてすんなりこの髪形を受け入れてしまいました(笑い)。

 とにかくルリ子さんにバリカンを入れていただいたこと、これからいろいろな人にアピールしたいと思います。共演者の皆さんにも、“ルリ子カット”だと自慢します! 

 ――オファーを受けたときの心境は?

 倉本作品に出演できることに、まず大きな喜びを感じました。かつ尊敬する先輩方がそろった作品に入るうれしさも大きかったです。また、お話を伺ったときはここまでの大役だとは思っていなかったので、台本を読んでストーリーテラーとして物語の中枢を担わせていただけることを知り、本当に背筋が伸びる思いでした。

 しかも、クランクイン前には倉本先生がキャラクターとの向き合い方や台本の読み方についてお話ししてくださり、公平の人物像についても深いお言葉をいただきました。先生からの言葉を胸に、これから撮影に挑んでいきたいと思っています。

 ――ついに撮影が始まりましたが、意気込みをお願いします。

 クランクインして、ほかのキャストの皆さんと一緒に演じることで、初めて公平という役が見えた気がしました。川の水はすごく冷たかったのですが、皆で「冷たいね」と言い合いながら撮影ができる、その関係性がうれしくて、これからの撮影が楽しみになりました。台本を読んで間違いなく面白い作品になると思ったのですが、実際に現場に入ってその手応えが確信に変わっています。僕が公平として生きれば面白くなるはずなので、公平としてきちんと生きていきたい! 頑張ります!

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