知英:殺し屋役「少しなめていた」 自分の演技に「怖い女」と苦笑い

映画「殺る女」の初日舞台あいさつに登場した知英さん
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映画「殺る女」の初日舞台あいさつに登場した知英さん

 女優の知英さんが27日、主演映画「殺る女」(宮野ケイジ監督)の初日舞台あいさつに登場。同作で殺し屋の愛子を演じた知英さんは、役について「暗殺者役は何回もやっているのですが、今回はセンシティブな役で腕があり失敗をせず冷静。何を考えているか分からないような冷たい人」と説明しながら「どういうふうに向き合えばいいのか悩んだ。ここまでせりふがない役は初めてで、いつも日本語を覚えるのが大変だったのでラッキーだと思ったんだけど、逆に難しくて少しなめていた。演技することにいっぱい悩んだ」と明かした。

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 舞台あいさつには、武田梨奈さん、駿河太郎さん、宮野監督も出席。劇中で印象的なシーンを聞かれた知英さんは、愛子が人を殺害する姿を挙げ、「(映像を)自分で見てとても怖い女だと思いました」と苦笑い。宮野監督は「とても怖かった」と話し、武田梨奈さんは「怖かったけど、美しさを感じた」と絶賛していた。

 「殺る女」は日米合作映画。幼い頃に家族の命を奪われた殺し屋・愛子は、両親を殺したサソリのタトゥーを腕に入れた男を捜していた。孤児院育ちの看護師・加賀由乃(武田さん)は勤務先の医師に思いを寄せているが、心には深い闇を抱えていた。由乃の兄で元暴力団員の俊介(駿河さん)は闇社会から足を洗い、堅実に生きていたが、かつての仲間にはめられ追い詰められる。やがて、バラバラだった3人の人生が重なっていく……というストーリー。

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