プリキュア名鑑:第13回「HUGっと!プリキュア」 テーマは子育て 多様性も

「HUGっと!プリキュア」のビジュアル(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会
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「HUGっと!プリキュア」のビジュアル(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会

 人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版最新作で15周年記念作「映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」(宮本浩史監督)が公開されたことを記念して、同シリーズを振り返る企画「プリキュア名鑑」。第13回は、現在放送中の第15作「HUGっと!プリキュア」を紹介する。

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 テーマは「子育て」で、超イケてる大人のお姉さんになりたい中学2年生の野乃はな(キュアエール)が、空から降ってきた不思議な赤ちゃんのはぐたんや大切なものを守るために戦う姿が描かれている。優しく天使のような薬師寺さあや(キュアアンジュ)、おしゃれで大人っぽい輝木ほまれ(キュアエトワール)も登場。追加戦士は、音楽が大好きな愛崎えみる(キュアマシェリ)、敵のクライアス社のアンドロイドだったルールー・アムール(キュアアムール)で、えみるとルールーは音楽ユニット「ツインラブ」としても活躍している。

 いわゆるジェンダーレス男子のフィギュアスケーター・若宮アンリが「男らしさ」「女らしさ」という価値観に対して疑問を呈したことも話題になるなど、多様性もテーマの一つになっている。引坂理絵さんがはな、本泉莉奈さんがさあや、小倉唯さんがほまれ、田村奈央さんがえみる、田村ゆかりさんがルールーをそれぞれ演じている。

 新作劇場版は「想い出」がテーマで、放送中の「HUGっと!プリキュア」のキュアエールと初代「ふたりはプリキュア」のキュアブラックが、プリキュアの想い出を奪い、口癖や技をコピーする特殊能力を持つミデンを倒すために立ち上がる。エンディングでは、歴代55人のプリキュアが総登場し、「ふたりはプリキュア」のオープニングテーマ「DANZEN!ふたりはプリキュア」の15周年バージョンに合わせて踊る。

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