奈緒:「半分、青い。」で話題の女優 東京で子育てするなら「蒲田で」

短編映画「観覧車の下で会いましょう~人生は観覧車のよう~」の完成披露発表会に登場した奈緒さん
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短編映画「観覧車の下で会いましょう~人生は観覧車のよう~」の完成披露発表会に登場した奈緒さん

 NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの親友役を演じ、注目を浴びた女優の奈緒さんが3日、東急プラザ蒲田の屋上「かまたえん」(東京都大田区)で開かれた短編映画「観覧車の下で会いましょう~人生は観覧車のよう~」(熊澤尚人監督)の完成披露発表会に登場した。奈緒さんは「同所に50年後、期待すること」を聞かれると、観覧車が設置されていることにちなみ、「東京で子育てするようなら、屋上に観覧車があるようなところに(子供を)連れてきたい。すくすくと成長していくと思う」と笑顔で語った。

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 映画は。開業50周年を迎える同所が協賛する「LOVE KAMATA PROJECT」の一環で制作。国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」が手掛ける短編小説プロジェクト「ブックショート」内の「LOVE KAMATA AWARD」で大賞を受賞した間詰ちひろさんの短編小説が原作。

 物語は、就職試験に落ち続ける春菜(奈緒さん)は、入院中の祖母・雪江から、かつて雪江が恋した島津秋生に手紙を渡してほしいと頼まれる。かつて秋生と雪江は婚約していて、観覧車に乗る約束をしていたが、2人はとある事情で結婚できず、観覧車に乗ることなく別れてしまっていた。雪江の手紙を預かった春菜は、秋生に手紙を渡すことになっていた約束の時間に「かまたえん」の観覧車の下に向かう。しかし、そこに現れたのは秋生の孫・健司(工藤阿須加さん)だった……というストーリー。

 発表会には、工藤さんと熊澤監督も出席。実際に同所の観覧車に奈緒さんと一緒に乗った工藤さんは「ビルの上の観覧車は初めてだったのですが、思った以上に景色がきれいでした」とにっこり。奈緒さんも「一周の時間がちょうどいい!」と興奮ぎみだった。工藤さんにも「同所に50年後、期待すること」を聞かれると、「50年後、(撮影した熊澤監督も含めて)また3人で乗りに来たい」と話していた。

 映画は、3~4日に同所で、5~11日にテアトル蒲田で上映される。また5日から動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」でも配信される。

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