少年たち：ジャニー喜多川演出舞台が映画化　東西ジャニーズJr.、横山裕らが出演

　ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川さんが企画、構成、総合演出した舞台「少年たち」が映画化されることが16日、明らかになった。「SixTONES／ジャニーズJr.」のジェシーさん、京本大我さん、高地優吾さん、松村北斗さん、森本慎太郎さん、田中樹さん、「Snow Man／ジャニーズJr.」の岩本照さん、深澤辰哉さん、渡辺翔太さん、阿部亮平さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さん、「なにわ男子／関西ジャニーズJr.」の西畑大吾さん、「関西ジャニーズJr.」の向井康二さん、正門良規さん、小島健さん、室龍太さんら東西のジャニーズJr.のメンバーが勢ぞろいする。さらに、「関ジャニ∞」の横山裕さん、「A.B.C-Z」の戸塚祥太さんも出演する。タイトルは「映画 少年たち」で2019年3月29日公開。

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　舞台は1969年に初演。映画は2012年、犯罪に手を染めた少年たちがそれぞれの事情を抱えて収監される少年刑務所。赤房と青房の少年たちは互いをライバル視してけんかを繰り返し、黒房はそれを面白がって傍観。ある日、刑務所に1人の新入りがやってくる。身寄りのない彼は誰ともなじもうとせず、いつも1人で日記を書いていた。そんなころ、新しい看守長が赴任してきて、暴力で支配し始める。地獄のような日々に耐えながら、少年たちは団結し、ひそかにある計画を練る……というストーリー。横山さんが新任の看守、戸塚さんが児童相談施設の後見人を演じる。

　「Travis Japan／ジャニーズJr.」の宮近海斗さん、「なにわ男子／関西ジャニーズJr.」の大西流星さん、「関西ジャニーズJr.」の嶋﨑斗亜さん、「7 MEN 侍／ジャニーズJr.」の中村嶺亜さん、「5忍者／ジャニーズJr.」の川崎皇輝さん、ジャニーズJr.内の「HiHi Jets」「東京B少年」「7 MEN 侍」「5忍者」「ジャニーズJr.SP」も出演する。

　「映画 少年たち」は映画「超高速！　参勤交代」シリーズや映画「空飛ぶタイヤ」などの本木克英監督がメガホンをとる。重要文化財に指定された明治時代の建築物「旧奈良監獄」でロケが行われ、映画ならではのリアリティーと雰囲気を追求しているという。また、冒頭には出演者らが1台のカメラで1カット撮影した8分間にわたるダンスシーンも登場するという。

　◇「SixTONES／ジャニーズJr.」のジェシーさんのコメント

　初めましてSixTONESのジェシーです！　先輩たちから受け継いだこの伝統ある舞台を2015年から4年間、東京ではSnow Man、SixTONESで、大阪では関西ジャニーズJr.が演じてきました。映画化は夢にも思っていませんでしたので、喜びとともに、正直驚きが大きかったです！　それぞれの事情で刑務所に入った少年たちの友情、希望、平和、夢をテーマにした作品で、歌や踊りのシーンもあります。髪形も人生初の短髪なのでそこも見てください（笑い）。

　奈良の少年刑務所での撮影は、冬の寒い時期と夏の暑い時期に行いました。大変でしたが、滅多に入れない場所での撮影でしたので貴重な体験となりました。

　◇「Snow Man／ジャニーズJr.」の岩本照さんのコメント

　歴史ある「少年たち」が映画化？と、素直に驚きと、このプロジェクトに携われるうれしさを感じました。舞台では描き切れなかった表情やリアルな少年刑務所でのシーンが、大きなスクリーンで楽しめます。舞台へ足を運んでくださった方も、初めての方も、映画館なら気軽に行けると思いますので、多くの方に何度も見ていただきたいです。今回、役を演じるため、人生で一番短髪にして撮影に臨みました。日本の重要文化財に指定されただけあって、歴史を感じる奈良の少年刑務所での貴重な撮影は、忘れられない経験になりました。

　◇「なにわ男子／関西ジャニーズJr.」の西畑大吾さんのコメント

　ジャニーさんが作り上げた歴史ある「少年たち」が映画になり、その作品の中で役として生きれる喜びをかみしめながら撮影に臨ませていただきました。関西ジャニーズJr.代表としてこの作品に参加させていただいたので身が引き締まる思いでいっぱいです。サプライズ好きのジャニーさんが何を仕掛けてくるのか、今から僕自身とても楽しみにしています。完成を待ち望んでいます。