2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致応援ソング「この街の空」が話題になっている大阪のヒップホップグループ「ET-KING」が、開催国を決める投票が行われる23日深夜にSNSのLINEライブとインスタグラムでライブビューイングを行う。開催地決定に向け、クラシックと初コラボ、応援ソングを京都フィルハーモニー室内合奏団との融合に挑戦する。
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「ET-KING」は、リーダーのいときんさんを中心に1999年に結成され、7人組ユニットとして「愛しい人へ」などのヒット曲を生む。2015年にメンバーTENNさんが急死。いときんさんも17年にがんを公表し、今年1月にがん性心膜炎により38歳の若さで亡くなった。
応援ソングは大阪を拠点に活動するメンバーが、「大阪に恩返しを」と制作。いときんさんとの別れを乗り越えて発表され、大阪では万博誘致の定番曲として広がっている。今回の開催地決定に向けた新たな挑戦企画として、狂言や文楽などの伝統芸能とのコラボや、グンゼの肌着繊維を使用した弓での弦楽器演奏など“挑戦”をしている京都フィルハーモニー室内合奏団との共演が実現した。メンバーのコシバKENさんは「やってよかった、クラシックとの融合のライブもやってみたい」と話している。
番組では、クラシックアレンジの「この街の空」も披露され、ET-KINGが開催地決定投票を見守りながら、今後のユニットの進む道について語り合う。
番組は23日午後10時から、LINEライブとインスタグラムライブで、未明に予定されている開催地決定まで配信される。