女優の有村架純さんが30日、東京都内で行われた主演映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」(吉田康弘監督)の初日舞台あいさつに登場。サプライズゲストとして、有村さんの大ファンだという主題歌「カラー」を担当したシンガー・ソングライターの斉藤和義さんが登場し、「(有村さんに会えて)うれしい。たまらない!」と興奮気味に語り、有村さんは「光栄です。うれしい」と笑顔を浮かべていた。
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舞台あいさつには、ダブル主演を務めた俳優の國村隼さんのほか、桜庭ななみさん、歸山竜成さん、青木崇高さん、吉田監督も登場。國村さんが「京都の友人が斉藤さんのコンサートに行ったとき、今のように斉藤さんが『有村架純ちゃんの大ファンなんだよね。主題歌を歌っているのに全然イベントにお呼びがかからない』と愚痴っていたと聞きました」と暴露すると、斉藤さんは「そうしたら呼んでもらえました。言ってみるもんだなって」とジョーク交じりにコメントして観客を沸かせた。
また、舞台となった「肥薩おれんじ鉄道」にちなみオレンジ色のバラの花束を斉藤さんから贈られた有村さんは、「オレンジのバラを初めて見たのですがすごくきれい。お家に飾らせていただきます」と喜んだ。「主題歌もすてきで、あの歌を聴いたときに(ロケ地の)阿久根で過ごした時間や風景がよみがえってくるような感覚にもなりました。皆さんも一緒になっておれんじ鉄道に乗っているような感覚になれると思うので、最後の歌まで楽しんでもらえたら」とメッセージを送った。
映画は、人生を鉄道になぞらえ、鉄道にまつわる人々に光を当てたドラマを描く「RAILWAYS」シリーズの最新作。鹿児島県と熊本県を結ぶ「肥薩おれんじ鉄道」を舞台に、愛する人を失った、血のつながらない3世代3人の“ふぞろい”な家族の再出発を描く。
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