山田涼介:主演映画で広島弁に挑戦 芳根京子、蓮佛美沙子、佐々木蔵之介も出演

2020年公開の映画「記憶屋」に出演する(上段左から)山田涼介さん、芳根京子さん、(下段左から)蓮佛美沙子さん、佐々木蔵之介さん
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2020年公開の映画「記憶屋」に出演する(上段左から)山田涼介さん、芳根京子さん、(下段左から)蓮佛美沙子さん、佐々木蔵之介さん

 人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんが、2020年公開の映画「記憶屋」(平川雄一朗監督)で主演を務めることが15日、分かった。山田さんのほか、芳根京子さん、蓮佛美沙子さん、佐々木蔵之介さんが出演することも分かった。山田さんは、芳根さん、佐々木さんと共演するのは初めて。山田さん演じる主人公と芳根さん演じるヒロインは広島県出身という設定で、東京都出身の山田さんと芳根さんは広島弁のせりふに挑戦する。

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 映画は「第22回日本ホラー小説大賞」の読者賞を受賞した織守きょうやさんの同名小説(角川ホラー文庫)が原作。山田さんは主人公で大学生の吉森遼一、芳根さんは遼一の幼なじみの河合真希、蓮佛さんは遼一の元恋人の澤田杏子、佐々木さんは遼一の大学の先輩で弁護士の高原智秋を演じる。

 遼一(山田さん)は、年上の恋人・杏子(蓮佛さん)と幸せな日々を送っていたが、プロポーズをした翌日から連絡が取れなくなってしまう。数日後に杏子と再会することができた遼一だったが、杏子は遼一の記憶だけを失っていた。遼一は、人の記憶を消せる「記憶屋」という人物がいることを知り、高原(佐々木さん)や真希(芳根さん)らと杏子が記憶を失った原因を探す。やがて、遼一は人間の中にある“忘れたい記憶”や“その奥にある思い”などに触れていく。そして、その先には彼らの運命を変える真実があった……という展開。

 ◇山田涼介さんのコメント(以下原文のまま)

 角川ホラー文庫から出ている小説が原作ですが、そこには「怖さ」ではなく、「切なさ」や「人を思う気持ち」が交じり合う普遍的な世界が描かれています。原作はマンガにもなっており、さらに実写化ということで、見ていただけると「記憶屋」の世界観をより理解していただけると思います。芳根さんと佐々木さんとは初共演、蓮佛さんとは2度目の共演ということで、みんなで力を合わせながらこの不思議な世界観を創っていきたいなと思います。愛に切なさに優しさに寄り添っていただけると思います!

 ◇芳根京子さんのコメント

 自分にとって挑戦の年だった2018年の締めくくりに、平川組で「記憶屋」の撮影に臨めることがとってもうれしいです。そして今回初めてご一緒させていただく山田さんにリードしてもらいながら、遼一を幼なじみとして側で支え、複雑な気持ちを胸に抱える真希という無邪気な女の子を通して、自分なりにたくさん悩みもがきぶつかってこの作品を皆さんの記憶に残る一本にできるようがんばります。そして、蓮佛さんと(NHK連続テレビ小説の)「べっぴんさん」ぶりの共演、とてもうれしいです! 姉妹から、恋の矢印が交錯する複雑な関係へと変わりました。いろいろな経験をして成長できた姿を見せられたら、と気合が入ります。また、今まで同じ作品に参加させていただいてましたが、一緒にお芝居をしたことがなかった佐々木蔵之介さんと、やっと直接お会いできるのもすごく楽しみです。

 ◇蓮佛美沙子さんのコメント

 幸せだった日々から一転、大好きな人のことを全て忘れてしまった杏子。なぜ忘れてしまったのか、そこに在る理由やそれまでの 幸せな日々、そして忘れてしまってからの微妙な関係性を、ひとつひとつこぼさず丁寧にすくい上げていけたらなと思っています。

 ◇佐々木蔵之介さんのコメント

 家族と囲んだ食卓、友達と笑い合った放課後、焦がれていたあの人の横顔、ふるさとの風景……。この映画には、誰もの心に刻まれた、美しくあたたかい、時には切ない「記憶」が登場します。皆さまの心にそっと寄り添ってくれる優しい映画になってくれればと思います。

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