大恋愛:木南晴夏演じる水野に「そうだったの」と驚きの声(ネタバレあり)

女優の木南晴夏さん(右)と俳優のムロツヨシさんが出演したドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」の1シーン(C)TBS
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女優の木南晴夏さん(右)と俳優のムロツヨシさんが出演したドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」の1シーン(C)TBS

 女優の戸田恵梨香さんと俳優のムロツヨシさん出演の連続ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)の最終回となる第10話が14日に放送された。女優の木南晴夏さん演じる編集者・水野明美の行動に、SNSでは「えええーーー水野さんそうだったの」など、驚きの声が上がった。

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 ドラマは、若年性アルツハイマーを患う医師の北澤尚(戸田さん)と、尚を支える元小説家・間宮真司(ムロさん)の10年にわたる切ない純愛物語。「セカンドバージン」(NHK総合)などで知られる脚本家の大石静さんが手がけたオリジナル作品で、ムロさんは今回、本格ラブストーリーの連続ドラマに初めて出演した。

 最終回は、家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残し姿を消した尚。真司は警察に相談するが、事件性が確認できないため動けないと言われてしまう。尚の母で産婦人科医の薫(草刈民代さん)と尚の主治医・侑市(松岡昌宏さん)も駆けつけ、病院にも尚の行方を確認するが、情報はなく……。それから8カ月。尚の消息を案じ、テレビの行方不明者捜索番組で薫が情報提供を呼びかけることになる。ラストには、温かな奇跡が起こり……という展開だった。

 木南さん演じる水野は、真司の才能にほれ込み、真司がいい環境で執筆に打ち込めるように、作品が広く世間に認められるようにと、かいがいしく世話を焼くが、その振る舞いが尚と真司の関係に大きな影響を与えていく……というキャラクターだった。

 最終回では、水野が真司に「先生、私、ずっとこのまま先生のおそばにいてもよろしいでしょうか」と告白する場面があった。真司から「いつも感謝しています。……どういう意味?」と聞かれると、水野は「そういう意味です。ずっと黙っていようと思っていたんですけど、ついに言ってしまいました」と話す。真司から「水野さん、それは応えられないよ。ごめんなさい」と言われると、「はい。そうですよね。突然変なこと言ってしまってすみません。あっ、連載のほう締め切りはあさってですので」と話す……という展開だった。

 撮影の合間に取材に応じた木南さんは、この水野の思いについて「(真司への思いは)どうなんだろう?っていう気持ちはあったんですけど、描かれていないので、自分の中ではそういう恋心みたいのってないのかなと思っていた。ただただ尊敬という気持ちだけなのかなと思っていたら、自分もびっくりしました」と明かしていた。そして「視聴者も『やっぱりそうだったのかーい!』みたいな」と視聴者の気持ちを代弁し、「たぶん水野さん自身も気づいていなかった気持ちであって、尚さんがいなくなってから、三人で支え合って生きていく中で気持ちが動いたんだろうなと思ってやって(演じて)います」と話していた。

 同ドラマの公式ツイッターでは「最終回では水野さんの本音が分かります」と“予告”もされていたが、SNSでは「水野さん、そういう意味なのー」「水野さん、シンジに恋愛感情あったのか。前話の『尻切れとんぼ』発言でなしかと思ったのに」「突然、水野さんの大恋愛」などの声が上がったほか、「水野、この期に及んでそういうこと言うか。サイテー」「水野さんには幸せになってほしい」などの声もあった。

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