西郷どん:「大久保正助を忘れてきた」回想かぶせに反響 「ずるい」「涙腺崩壊」…

大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が16日放送され、大久保(瑛太さん)の暗殺(紀尾井坂の変)直後に、第13回「変わらない友」(4月8日放送)のラストで描かれた“西郷が大久保を迎えに来る”シーンが回想として登場。視聴者の反響を呼んだ。

ウナギノボリ

 “西郷が大久保を迎えに来る”シーンは、若き2人の熱き友情と絆を描いた名場面の一つ。再び江戸に向かったはずの西郷が、来た道を駆け戻ってくると、薩摩を出ることを決めた大久保に「忘れもんした。おはんじゃ、大久保正助を忘れてきた」と告げ、大久保も「行っどお!」と応える……という展開。

 最終回のまさかの“かぶせ”に、SNS上は「一蔵どんの最期に『大久保正助を忘れてきた』のシーン入れるとか反則ですやん」「このタイミングで『大久保正助を忘れてきた』はずるい」「めっちゃ泣いた」「完全に涙腺をやられました」「涙腺崩壊」との言葉が並ぶ一方、「『道連れ』っていう解釈もできるんやな……」「すごくホラーじゃない?」「どう考えても怨念かたたりにしか見えない」といった反応もあった。

 大久保役の瑛太さんは、ドラマの公式サイトで「大久保さんが暗殺された時、西郷さんからの手紙を懐に持っていたという史実がありますが、最期のシーンで思ったのはやっぱり吉之助さぁでした。青年期からの回想がドラマで流れるように、僕の頭の中にも吉之助さぁがいて、胸にグッとくるものがありました。その顔は、僕と抱擁する笑顔の吉之助さぁでした」と告白。

 さらに「この1年3カ月、とにかく僕は亮平君のことしか見てこなかったんです。2人で目を見つめ合って、呼吸を感じて、心の機微を感じ取る芝居をずっと重ねてきました。こんなドラマチックな関係ってそうそうないですよね。僕の中では、恋愛ドラマをやっていたような感覚があります」と思いを明かしていた。

 大河ドラマは、2019年1月6日から宮藤官九郎さんが脚本を手がける「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」がスタートする。

テレビ 最新記事