俳優の大泉洋さんが17日、東京・神田明神で行われた主演映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督、28日公開)の大ヒット祈願イベントに、共演した高畑充希さんと登場。2人は自身の「今年の漢字」を墨でしたためることになり、大泉さんは「鹿」と書き、発表した。高畑さんは「今年の漢字」を「再」と書き、「再会の多い、いい1年でした」としみじみと語っていた。
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大泉さんは、今年の漢字を発表することに「憧れていました! やってみたかった」といい、両脚を大きく開き、力強く「鹿」と書き上げた。今作で、筋ジストロフィーを患いながらもパワフルに生きた実在の人物・鹿野靖明さんを演じた大泉さんは「鹿野さんは、自分の『生きたい』という思いに正直に生き抜いた方。今年は鹿野さんに魅入られた1年だった。ここまで肩入れした役というのはなかったと思う」と明かした。
また「やたらと鹿を食べた年」でもあったといい、「北海道には、大変おいしいお肉を仕入れてくれるお肉屋さんがある。(高畑)充希ちゃんや、みんなとも食べましたね。太れない役だったので、なるべく脂肪分の少ないお肉がよかった。鹿野さんを演じながら、鹿を食べる1年だった」と話していた。
さらに大泉さんは「みなさんもぜひ、北海道の鹿を食べて元気になってください!」と“演説”が止まらず、「また鹿の上に馬と書いて『馬鹿』と。そう言われることもあります。その意味も込めて、鹿と書かせていただいた次第です!」と声を上げて、会場の爆笑をさらう一幕もあり、高畑さんは、大泉さんの“大演説”に笑いが止まらない様子だった。
この日は、映画のタイトルにかけて、神田明神に日本映画初となるバナナを奉納。大泉さんは「大丈夫なんですか? 神主さんから『バナナかよ』って言われないですか?」と心配しながらも、無事に祈祷を終了。その後は大泉さんと高畑さんが参拝客にバナナを配るなど、サービス精神を発揮して人々を喜ばせていた。
映画は、渡辺一史さんのノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫)が原作。幼少の頃から難病の筋ジストロフィーを患いながらも、信じられないバイタリティーで人生を駆け抜け、2002年に亡くなった鹿野靖明さんと、共に生きたボランティアや家族の姿を描く。
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