特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの映画最新作「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」(山口恭平監督、公開中)と人気アニメ「おそ松さん」の劇場版「えいがのおそ松さん」(藤田陽一監督、2019年3月15日公開)のコラボイラストが28日、公開された。「おそ松さん」の六つ子が平成仮面ライダーになりきった姿が描かれている。
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完全新作の劇場版という大きなプレッシャーに押しつぶされそうになっていた六つ子たちが「どうしたら、映画がヒットするのか」を考えあぐねた結果「やっぱ、人気大作とコラボじゃない?」「だったら、カッコよくてモテそうな、ヒーローものでしょ?」という安易な発想で、コラボ作品を探しに映画館に行き、目にした「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」のポスターに触発され、“勝手に”ライダーになりきった……という設定。
イラストは、仮面ライダー電王×おそ松、仮面ライダービルド×カラ松、仮面ライダーW×チョロ松、仮面ライダージオウ×一松、仮面ライダークウガ×十四松、仮面ライダーディケイド×トド松という組み合わせで、六つ子がベルトとヘルメットを着用した。
おそ松が「俺、参上! これ一回言ってみたかったんだよねぇ~!」、チョロ松が「さあ、お前の罪を数えろ! なんか、僕にピッタリのせりふ! クソ兄弟の中で、これを言えるのは僕だけじゃないのかな」、一松が「俺は王様になる! いや、ちょっと待って……。なんか、すいません……」などと決めぜりふを発している。
「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」を手がける東映の白倉伸一郎プロデューサーは「かつて赤塚不二夫先生は、石ノ森章太郎先生を頼ってトキワ荘に入居したという。赤塚先生のDNAを受け継ぐニートどもが、石ノ森先生のDNAを継ぐライダーを慕うのは当然である。ちなみに平成ライダー20人の中で、まっとうに就職したのは4人くらいしかいない。ぜひライダーたちにも彼らのたくましいサバイバル術を伝授していただきたいものである」とコメントを寄せている。
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