注目ドラマ紹介:「トレース~科捜研の男~」 “月9”初主演・錦戸亮が難事件を解決

連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第1話のシーンカット=フジテレビ提供
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連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」第1話のシーンカット=フジテレビ提供

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さん主演の“月9”ドラマ「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系、月曜午後9時)が7日スタートする。“月9”初主演の錦戸さん扮(ふん)する警視庁科学捜査研究所(科捜研)法医科に所属する法医研究員・真野礼二が難事件を解決に導く姿を描くサスペンス作。

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 ドラマは、科捜研の元研究員だった古賀慶さんのマンガ「トレース~科捜研法医研究員の追想~」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)が原作。実際に起きた事件などをベースに、リアリティーたっぷりに描かれる1話完結作品だ。脚本は「鍵のかかった部屋」などの相沢友子さん、監督は「信長協奏曲」「LIAR GAME」(いずれも同局系)などの松山博昭さんらが担当する。

 錦戸さん演じる真野は、膨大な知識と高い鑑定技術、他人とは違う独自の着眼点を持つ。その反面、クールで協調性がなく科捜研内では浮いた存在。「鑑定結果こそが真実だ」という信念のもと、自分が違和感を持つと納得できる結果が判明するまで、ありとあらゆる手段を使って鑑定しようとする。幼いころに経験した陰惨な事件の真実を求め続けている……というキャラクター。

 そのほか、科捜研の新人法医研究員の沢口ノンナを新木優子さん、科捜研の法医科長の海塚律子を小雪さん、警視庁刑事部長の壇浩輝(だん・ひろき)を千原ジュニアさん、警視庁捜査1課刑事の虎丸良平を船越英一郎さんが演じる。山崎樹範さん、岡崎紗絵さん、矢本悠馬さん、加藤虎ノ介さん、山谷花純さん、遠山俊也さん、篠井英介さんも出演する。

 第1話は90分スペシャル。ある日、科捜研に虎丸らがやってくる。イベント会場で発見された、切断された左手の鑑定結果を聞きに来たのだ。鑑定を担当した真野は、付着物の中から珪藻(けいそう)と通常の20倍のマンガンが検出されたことを伝える。虎丸は即座に多摩川の捜索に向かおうとするが、真野は多摩川を捜しても意味がないと告げる。だが虎丸は、捜査方針に口を出すのか、と真野をにらみつけると出ていってしまった。一方真野は、おもむろに臨場の準備を始め、特殊な珪藻の生息域で、域内にマンガン鉱山の跡地がある日原川に向かうと言い出す。法医科長の律子は新人のノンナに、真野との同行を指示する。

 現場に到着した真野とノンナは、バラバラに切断された女性の遺体を発見。そこには土に半分埋もれた一輪の花もあった。司法解剖の結果、死体は10の部位に切断されていて、死因は心臓を刃物で刺されたことによる失血死。死亡推定時刻は4日前の深夜だった。また被害者は、生前、恒常的に暴力を受けていたことを示す痕跡もあった。そんな中、被害者は娘かもしれないという五十嵐千鶴(森口瑤子さん)と、千鶴の再婚相手で著名な教育評論家の康信(吹越満さん)が警察署を訪ねて……というストーリー。

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