シルベスター・スタローンさん主演の映画「ロッキー」シリーズ最新作「クリード 炎の宿敵」(スティーブン・ケイプル・Jr.監督)が11日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほか全国で公開される。2015年公開の「クリード チャンプを継ぐ男」の続編。ロッキー(スタローンさん)の亡友、アポロ・クリードの息子アドニス(マイケル・B・ジョーダンさん)が、「ロッキー4/炎の友情」(1985年)で、父アポロを死なせたイワン・ドラゴの息子ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌさん)との戦いに挑む。「スピードのクリード」と「パワーのドラゴ」、若い2人の戦いが熱い!
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
ロッキーのサポートで一人前のボクサーに成長したアドニス。フィラデルフィアのニューヒーローとたたえられる彼を苦々しい思いで見つめる男たちがいた。アドニスの父アポロを倒し、死に追いやった旧ソ連のボクサー、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレンさん)と、息子ヴィクターだ。ほどなくしてドラゴ父子は、ロッキーとアドニスに挑戦状を突きつける……というストーリー。
展開はおおむね予測できたが、ハマった。要因の一つはドラゴ父子のそつのない描き方。困窮する生活の中で、ロッキーへの復讐(ふくしゅう)の機会を虎視眈々(こしたんたん)と狙ってきたイワンは、息子を半ばマシーンのように扱い、鍛え上げている。そんな父を愛するがゆえに期待に応えようとするヴィクターが哀れで、敵とはいえ同情せずにはいられなかった。
一方、ヴィクターとの戦いに臨むアドニスのトレーニング風景は、かつてのロッキーを彷彿(ほうふつ)させ、胸に迫るものがあった。ロッキーのアドニスへの“親心”にも泣けた。アドニスの養母メアリー・アン(フィリシア・ラシャドさん)の存在も光った。夫アポロの激闘を支えた女性だけあり、肝の据わり方は天下一品だ。(りんたいこ/フリーライター)
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