注目映画紹介:「あした世界が終わるとしても」 3DCGの女の子が可愛い! SFアクションに高校生の恋も

アニメ「あした世界が終わるとしても」の一場面(C)あした世界が終わるとしても
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アニメ「あした世界が終わるとしても」の一場面(C)あした世界が終わるとしても

 アニメ「INGRESS THE ANIMATION(イングレス)」などの櫻木優平監督が手がける劇場版アニメ「あした世界が終わるとしても」が25日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開される。3DCGならではのダイナミックなアクションを楽しめるほか、高校生の恋模様が描かれる。

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 幼い頃に母を亡くして以来、心を閉ざしがちな高校生・狭間真と幼なじみの泉琴莉の前に突然、もう一つの「日本」からもう一人の「僕」が現れる……というストーリー。製作発表の際に公開されたのは新宿で真と琴莉が横断歩道を歩くビジュアルだったため、恋愛もの、胸キュンものなのか……などと勝手に想像していたが、いい意味で裏切られた。

 もう一つの日本「日本公国」からレジスタンスのハザマ ジンや少女の姿をした人型兵器・ミコが登場するなどSF色も強いアニメになっている。とはいえ、琴莉に対して煮え切らない態度を取る真にモヤモヤするなど恋愛要素もしっかりある。

 「イングレス」と同じく3DCGで描かれたキャラクターも魅力的だ。特に琴莉をはじめとした女性キャラクターはアニメらしさがありながらリアルでもあり、3DCGの女の子がこんなに可愛くなるのか!と驚かされた。

 櫻木監督は、岩井俊二監督の「花とアリス殺人事件」や宮崎駿監督の「毛虫のボロ」などでもCGを手がけてきた若手クリエーター。「イングレス」「あした世界」と話題作を連発していることもあり、今後、どんな作品を生み出していくのかも楽しみだ。(小西鉄兵/MANTAN)

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