浦井健治:「私のおじさん」で城田優とドラマ初共演 旧知の仲の2人が対談

テレビ
22日放送のドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」の第6話にゲスト出演する俳優の浦井健治さん(左)と、俳優の城田優さん(C)テレビ朝日

 俳優の浦井健治さんが、22日放送のドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」の第6話に出演し、俳優の城田優さんとドラマ初共演を果たすことが22日、わかった。2人は、数々のミュージカル作品で共演してきたことから、城田さんは「映像でのお芝居を一緒にやったことがないので、すごく新鮮で、正直初めて一緒にやった時に、ちょっとなんか拍子を狂わされた感があったんです(笑い)」とコメント。浦井さんは、「優のドラマにゲストで参加させていただくということ自体がとても光栄なことでした」と話している。

 浦井さんは、「アルジャーノンに花束を」「王家の紋章」など、数々のミュージカル作品に出演。井上芳雄さん、山崎育三郎さんとともにユニット「StarS」のメンバーとしても活躍している。

 浦井さんが演じるのは、ネットメディア会社「ネットサバイバー」のCEO・神渡真司。新世代のトップクリエーターばかりを集め、世界を舞台に活躍する新進気鋭のベンチャー企業を率いる神渡は、城田さん演じる千葉の才能に惚れ込み、自分の会社に来ないか、と声をかけ……という役どころ。

 ドラマは、昨年大ヒットした連続ドラマ「おっさんずラブ」(同局系)のプロデューサー、貴島彩理さんの手がけるオリジナル作品で、女優の岡田結実さんが主演。失恋と失業でヤケクソになった一ノ瀬ひかり(岡田さん)が、超過酷なロケで有名なバラエティー番組の制作会社に就職。アシスタントディレクター(AD)になる。「妖精」を名乗る毒舌おじさん(遠藤憲一さん)が現れるが、姿はひかりにしか見えない。妖精は、ひかりの言えない本音、愚痴をズバズバと口に出す。ひかりと妖精おじさんの珍妙なお仕事ライフが展開される。毎週金曜午後11時15分放送(一部地域を除く)。

 ◇浦井健治さんと城田優さんのインタビューは以下の通り。(敬称略)

 ――舞台での共演も多く、強い信頼関係で結ばれているおふたりですが、今回初めてドラマで共演したご感想は?

浦井:優のドラマにゲストで参加させていただくということ自体がとても光栄なことでした。その中で今回の役のように、上下関係がありつつも最後にはきちんとシンパシーを感じ合うというところに「とても愛のあるキャスティングだな」と感じたんです。

 「私のおじさん~WATAOJI~」の現場で、優が本当に朗らかに、大きな赤ちゃんみたいにキラキラと楽しんでいる姿を見て、エンターテインメントを作っているんだなと感じました。監督さんやスタッフのみなさんも優しくて、すてきな現場でしたよ!

城田:僕がレギュラー出演しているドラマに、6話という終盤に来て浦井健治先生にご出
演いただくことになりました。これまで映像作品ではご一緒したことがなかったのですが、ミュージカルや歌番組などでは一番共演しているので、彼の人となりはよくわかっているつもり。

 そんな健ちゃんが演じる神渡は、千葉の心を揺るがす、とてもキーとなる役です。普段、浦井健治に心を揺るがされることなんてないので(笑い)、今回は役の上でガッツリ揺るがされてみようかなと思いました。

 健ちゃんはとても明るく、かつ何事にも動じない、基本的に自分のスタイルであり続けられる人なので、ふわっとした感じが神渡という役にさらに力を与えてくれていました。

 ――普段、ミュージカルの現場でご一緒されるのと、ドラマの現場でご一緒されるのと、何か違いはありますか?

浦井:基本的なスタンスは変わらないと思うのですが、映像作品なので、その切り取り方や「こう撮ってほしい」「こう見せたい」という優の思いはさらに強く感じました。場数も違いますし、物事を俯瞰で見る目がすごくたけていると思うので、よりそういう部分を見られた気がします。頭の回転が速いんですよね、優は。

城田:映像でのお芝居を一緒にやったことがないので、すごく新鮮で、正直初めて一緒にやった時に、ちょっとなんか拍子を狂わされた感があったんです(笑い)。浦井健治が“神渡”として存在していることに、僕が「おおっ」ってなってしまって、芝居からちょっと外れてしまって……。千葉になりきれない瞬間がありました、実は。

浦井:そのシーン撮っているとき、OKカットになった優の目は「あ、今(役に)入ったな」ってわかりましたよ。

 ――目を見るだけで感じられることもあるということなんですね!

城田:あると思いますよ! 少なくとも3回共演してきた中で、それぞれまったく違う関係性を演じてきましたけれど、今回の役柄はまた初めてのパターン。映像で絡むこと自体も初めてなので、きっと視聴者・ファンの方々もまた違った新鮮な感覚で見ていただけるのではないかと思っています。

 ――第6話にはベッキーさんも出演されますが、城田さんはベッキーさんとはプライベートでも仲がいいとか……。

城田:そうなんですよ! 面白いっていうか、もう笑うしかないですよね(笑い)。共通の友人たちにも「ウケる、ベッキーまさかの婚約者役!」ってすぐ報告しましたよ。

浦井:現場で2人の仲の良さがすごくて、まさにツーカーのようでした。「いつから知り合いなんですか」って聞いたら、相当昔からだったみたいで……(笑い)。城田優のことを“城田”って呼ぶ人を初めて見ましたよ(笑い)。

城田:近い存在すぎて、お芝居するのは本当に恥ずかしかった! 元々、“初めまして”はプライベートで、その後、一緒に仕事をする機会があり……。共通の友人とご飯に行ったり、誕生日会に行ったり、花火大会みんなで行ったり、と昔から仲良くしていたベッキーと、まさかドラマ初共演で婚約者役をやるとは思っていませんでした!

 ――第6話のテーマは「30代からの迷い」ですが、お二人は今までに“迷い”を感じたことはありましたか? もしくはこれからありそうですか?

浦井:僕はあまりないですね。いつも「あははは~」って笑っているので、「このままでいいのかな?って思えよ」って人に言われちゃうくらい(笑い)。

城田:逆に僕は常に思っています。今日も昨日もおとといも……(笑い)。

浦井:優に言われたんですけど、僕は“加点法”なんだそうです。「これできた!よしっ!」って加点していくタイプ。優は“減点法”なんですよね。

城田:本当に正反対ですね。僕は毎日「どっちがいいんだろう?」って常に考えています。仕事の方向性とか、自分の未来とか……。今は人生で何回目かの分岐点ですよ!漠然と未来の見えない部分を想像しないといけない中で、芸能生活20年になって経験値が増えてきて、ひとつひとつの選択に時間がかかるんです。1個1個に対しての重みが増えてきた
でしょうね。

 自分が培ってきたもの、積み上げてきたものを崩さないまま、より上げたいって思いだったり、でも、全部ぶっ壊してでもこれやりたい!っていうことも思ったり……そんな狭間にいます(笑い)。

浦井:背負うものが大きくなってきているってことだよね。

 ――そう思っている同世代の方は多いですよね?

城田:僕らは、自分を輝かすことができるステージがあって、自分を応援してくれる人がたくさんいるので、とても恵まれていると思うんです。でも、やりたいことができずに、くすぶっている気持ちを持ったまま仕事をやっている人とか、こんなことやりたかったわけじゃないのにと思っている方たちに第6話はもってこいの回だと思います。

 どちらの選択が正しいのかなんてわからないけど、一度の人生、どっちの選択をした自分のビジョンを見たいのか、「私のおじさん~WATAOJI~」の第6話を見て、あらためてそういうことを考えながら、また何か新しいことに挑戦したいな、なんて思ってもらえたらうれしいです。

浦井:テレビは影響力があると思うので、悩んでいる人がこのドラマを見て“何かを思う”ってことも大いにあると思うんです。テレビってやっぱりすてきなエンタメですよね。

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