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Wake Up,Girls!:6年の活動振り返る 聖地・仙台への思い

アニメ
3月をもって解散する「Wake Up,Girls!」の永野愛理さん(左)と吉岡茉祐さん

 声優ユニット「Wake Up,Girls!(WUG)」が3月をもって解散し、2013年の結成から約6年の活動に幕を下ろす。3月8日にはさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)でファイナルライブが開催される。最後の大舞台を前に、メンバーの吉岡茉祐さん、永野愛理さんが約6年の活動を振り返る。

 ◇WUGになっていない人生が想像できない

 WUGは「avex×81produce Wake Up,Girls!AUDITION 第2回アニソン・ヴォーカルオーディション」に合格した吉岡さん、永野さん、田中美海さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さんの7人で結成。15年には、東日本大震災被災地の復興応援活動が評価され、第9回「声優アワード」で特別賞に選ばれた。メンバー全員が声優として出演するテレビアニメ「Wake Up,Girls!」が14年1~3月、新作「Wake Up,Girls! 新章」が17年10月~18年1月に放送された。

 永野さんは1993年1月19日生まれの26歳。WUGとして活動を開始した際は大学生だった。これまでの活動は「濃い6年」で「WUGになっていない人生が想像できない」と話す。

 「毎日、新しい発見がありました。この7人だけでここまでやってこれました。こんなユニットはなかなかない。個性がバラバラで、交わらないであろう7人なのに、協調性があって、前に向かう瞬発力がある」

 メンバー7人は出身地も個性もバラバラ。最初から協調性があったわけではない。永野さんは「いきなり、仲良くしろと言われても難しいですよね。いろいろあった。だからこそここまで仲良くなれた。家族みたいなんです。家族って一緒にいることが自然で、苦ではありませんよね。そういう存在。最初から仲良かったら、今のようにはなっていないかもしれません」と明かす。

 吉岡さんは1995年11月7日生まれの23歳。活動を始めたのは高校生の頃だった。約6年の活動を「青春」と表現する。

 「大学4年間、WUGに注ぎました。メンバーとの関係が密で、毎日が文化祭のようです。準備するのも楽しいし、本番も自然に笑顔になる。メンバーとは友達以上の関係性。ライバルでもあるのですが、一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた。不思議ですね」

 ◇苦しかった合宿

 約6年の活動を通じてメンバーは成長していった。活動を始めた当初は、吉岡さんが「いっぱいいっぱいで協調性がなかった」、永野さんが「荒かったです。バラバラですし。どうしたものか……となっていました」と振り返るように苦労も多かった。

 変化、成長のきっかけは「特になかった」というが、吉岡さんが「メンバーそれぞれがいい方向に引っ張られているのかな? ほかのメンバーの良いところにちょっとずつ近づこうとしたりしていった」と話すように徐々にレベルアップしていったようだ。

 楽しいことばかりではなかった。活動初期に行われた合宿は特に苦しかったという。永野さんは「まだ仲が深まっていなくて、相談できないし、己との戦いで、つらかったですね。あの時は、先が見えていなかったんです。今はライブは緊張感がありながらも楽しい。メンバー7人がいて、ファンの皆さんもいるので安心できます。昔は怖いという思いが強かった」と明かす。

 ◇解散しても変わらない仙台への思い

 メンバー全員が声優として出演するテレビアニメ「Wake Up,Girls!」は仙台が舞台で、WUGは仙台を中心に東日本大震災被災地の復興応援活動を行ってきた。仙台出身の永野さんにとって被災地での活動には特別な思いがあった。

 「活動2、3年目くらいから仙台や東北でイベントがたくさんできるようになりました。まだまだなところもありますが、やってこられて良かったです。仙台以外のファンの方も仙台の第二の故郷と思ってくれているようで、本当にうれしい。聖地になっているお店の方も温かく、協力してくれたことがありがたかったです」

 吉岡さんは大阪出身だが仙台に行くことを「仙台に帰る」と表現する。「ファンの方が熱いんです。実家よりも帰っています。また帰りたい!となる場所なんです」と感じているという。

 また、永野さんは「復興のために続けていくことが大事。何かしら関わって、少しでも力になれれば。解散しても曲やキャラクターは残りますし」とも語る。WUGは解散しても、メンバーの仙台、東北への思いは変わらない。ラストライブでは、メンバーの仙台、東北への思いが語られるかもしれない。

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