注目映画紹介:「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」第1章 ユキノジョウ、タイガの葛藤、成長 派手な演出も

アニメ「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の劇場編集版の第1章「I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ」の一場面(C)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/キングオブプリズムSSS製作委員会
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アニメ「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の劇場編集版の第1章「I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ」の一場面(C)T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/キングオブプリズムSSS製作委員会

 人気アニメ「KING OF PRISM」(キンプリ)シリーズの新作「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の劇場編集版の第1章「I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ」(菱田正和監督)が2日、新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで上映される。テレビアニメが4月8日から放送されるのを前に、3話ごと全4章の劇場編集版を上映。第1章は、太刀花ユキノジョウと香賀美タイガを中心としたストーリーとなる。

ウナギノボリ

 Over The Rainbow(オバレ)の男性キャラクターの神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキがエーデルローズから独立し、新事務所を設立。プリズムキングをヒロに奪われ、エーデルローズを目の敵にするシュワルツローズの法月仁総帥は、プリズムキングに代わる新たな王を決める「PRISM.1」を提唱し、シュワルツローズとエーデルローズの対抗戦になる。

 スポットが当たるユキノジョウは歌舞伎界のプリンセス。歌舞伎とプリズムショーの両立に悩む。タイガがプリズムスタァを目指した理由も描かれる。ユキノジョウとタイガの家族も登場し、キャラクターが葛藤、成長する姿が描かれ、魅力がより深掘りされる。

 プリズムショーの映像美も見どころ。バトルアニメのような迫力、派手さで、これまでよりもパワーアップした印象だ。オバレの活躍があり、「プリティーリズム・レインボーライブ」ファンにはうれしい小ネタもあり、盛りだくさんな内容になっている。

 「キンプリ」は、2013年4月~14年3月に放送された女児向けテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフ。神浜コウジ、速水ヒロ、仁科カヅキたちの、歌とショーに懸けるひたむきな姿を描いている。16年に「KING OF PRISM by PrettyRhythm」、17年に「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が公開された。(小西鉄兵/MANTAN)

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