浜辺美波:「まんぷく」“タカちゃん”と「大奥」出演 小池栄子と鈴木保奈美が骨肉の争い

スペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」に出演する(上段左から)小池栄子さん、鈴木保奈美、浜辺美波さん、(下段左から)岸井ゆきのさん、松坂慶子さん、南野陽子さん(C)フジテレビ
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スペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」に出演する(上段左から)小池栄子さん、鈴木保奈美、浜辺美波さん、(下段左から)岸井ゆきのさん、松坂慶子さん、南野陽子さん(C)フジテレビ

 女優の浜辺美波さんが、木村文乃さん主演で25日に放送されるスペシャルドラマ「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」に出演することが6日、分かった。NHK連続テレビ小説「まんぷく」で“タカちゃん”こと香田タカを演じている岸井ゆきのさんのほか、小池栄子さん、南野陽子さん、松坂慶子さん、鈴木保奈美さんの出演も発表された。小池さんは2005年に放送された連続ドラマ「大奥~華の乱~」に出演し、小池さん以外の5人は同シリーズに初出演する。

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 「大奥」は、同局では03年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。06年12月には映画が公開され、07年には舞台も上演された。若手俳優を起用したキャスティング、大胆に脚色されたストーリーなどが若い女性層からの支持を集めた。今作でシリーズ完結となる。

 「大奥 最終章」は、幕府財政の再建を目的とした「享保の改革」を行い「暴れん坊将軍」としても有名な徳川吉宗の時代が舞台。吉宗が歴代徳川将軍の中でも屈指の名君となった背景には、内助の功を貫き通した久免の存在があった。ドラマでは、徳川家の基盤を立て直した吉宗のことを陰ながら支え続けた久免(くめ、木村さん)の半生を描く。行き場のない怒り、涙、憎悪、ねたみ、愛といった女性たちが抱く感情や心情のすべてを盛り込んで描いてきた「大奥」シリーズの集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感などシリーズ最高のクオリティーで描くという。吉宗役を大沢たかおさんが務める。

 浜辺さんは権大納言(ごんだいなごん)・清閑寺熈定(せいかんじ・ひろさだ)の娘・竹姫(たけひめ)を演じる。竹姫は、父の妹が第五代将軍・徳川綱吉の側室であった縁で綱吉の養女となり、大奥に迎えられた。ドラマでは、妻は久免だけと心に誓った吉宗と、若く美しいが綱吉の養女という立場の竹姫とのかなわぬ恋が描かれる。

 浜辺さんは、同シリーズの印象について「『大奥』シリーズは、血の出ない女性同士の激しい戦いというイメージですが、その戦いが逆に美しいと思っていました」とコメント。出演について、「私自身とてもうれしく感じています」と喜び、「その気持ちを精いっぱい、“大奥”での戦いにぶつけたいと思っています」と意気込んでいる。
 
 小池さんは徳川第六代将軍・徳川家宣の側室であり、第七代将軍・徳川家継の生母・月光院(げっこういん)、南野さんは大奥総取締・高瀬(たかせ)、岸井さんは女中の多喜(たき)、松坂さんは吉宗の生母・浄円院(じょうえんいん)、鈴木さんは家宣の正室・天英院(てんえいいん)を演じる。鈴木さんが演じる天英院は、家宣との間にできた子を、2度死産。家宣が月光院を寵愛(ちょうあい)し、月光院の子供・鍋松が将軍になると、心をかき乱されるという役どころ。小池さんと鈴木さんの“骨肉の争い”も描かれるという。

 鈴木さんと初共演だという小池さんは「ずっと共演を夢見ていた大好きな鈴木保奈美さんですので、“私がどうやろうではなく、どういうお芝居が目の前で見られるんだろう、そしてどう受けることができるんだろう”と、今からすごく楽しみです」と語っている。一方の鈴木さんは、小池さんの印象について「何度か舞台を拝見していて、小池さんはとても大好きな女優さんです。テクニックとパワーのある女優さんだと思っていますし、今回小池さんのメークや衣装が濃厚だそうなので負けないように頑張りたいです」と意気込んでいる。

 主題歌は、3人組女性コーラスグループ「Roys(ロイス)」が担当し、菅野美穂さんが主演した連続ドラマ「大奥」の主題歌だった「I Say A Little Prayer」をカバーする。

 「フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』」は、25日午後8時~同10時54分に放送。

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