田鎖ブラザーズ
ep.07
5月29日(金)放送分
俳優の松本若菜さんが、2026年春にNHK BSとBSプレミアム4Kで放送されるドラマ「対決」で主演を務めることが12月16日、明らかになった。松本さんは、医大入試の不正を追及する新聞記者の檜葉菊乃を演じる。また、鈴木保奈美さんが檜葉と対立する医大の理事・神林晴海役で出演することも発表された。
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ドラマは、月村了衛さんの同名小説(光文社)を原作とした社会派エンターテインメント。ある医大が入試の採点過程で女子の点数を意図的に下げている……衝撃的な“うわさ”を耳にした新聞記者の檜葉菊乃が、独自の調査を始め、医大の理事である神林晴海に目をつける。神林から巧みに追及をかわされるも、突破口はそこしかないと考える檜葉は粘り強く核心へと迫っていく。男性優位の社会で、無数の理不尽に直面してきた2人。それぞれの信念がぶつかり合い、敵対せざるをえない彼女たちの闘いの行方は、予想もしない展開を迎えるーー。
脚本は連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系、2020年)などの渡邉真子さん、演出は映画「九龍ジェネリックロマンス」などの池田千尋さんが担当。音楽は小山絵里奈さんが手がける。
“女性は結婚や出産があるから戦力にならない”。昔よく耳にしたこの言葉に、女性である私自身も違和感を覚えました。変わらない、変えられない現実の中で、無意識に染み込んでいた実感もあります。性別を理由に、本来得られるはずの評価がいただけなかったり、選べるはずの未来が閉ざされたりするのは本当に残念なことだと思います。能力や努力の成果で評価されるべき場面が、属性や偏見によってねじ曲げられてきた。そのような体質が、長い時間をかけて根を張ってきたのだと感じます。それでも世の中は、少しずつですが変わってきているように思えます。女性が一時的に職場を離れる時期があったとしても、長い目で見れば女性が社会にもたらす力はとても大きい。私はそう信じています。この作品を観(み)てくださる方の心に、小さくても何か残っていただけるなら、菊乃を演じる私自身にとっても大きな誇りです。ぜひご覧ください。
誰と誰の、あるいは何と何の「対決」なのか、ということをずっと考えています。一つの出来事には関わる人の数だけ理由があり、理由の数だけ物語がある。一つの正解はなく、勝ち負けもない。霧の中を手探りで進むような、けれど確実に先に光は見えている。そんなイメージを保ちつつ取り組もうと思います。
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