名探偵コナン:大ヒット「ゼロの執行人」が4月26日に地上波初放送 「天空の難破船」と金曜ロードSHOW!で2週連続

劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」のビジュアル (C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」のビジュアル (C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 昨年公開され大ヒットした青山剛昌さんの人気マンガが原作の「名探偵コナン」の劇場版アニメ22作目「名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督)が、4月26日に「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で地上波初放送されることが22日、分かった。本編ノーカットで放送される。前週の同19日には、同シリーズの「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」(山本泰一郎監督、2010年)が放送。同12日公開の劇場版最新作「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の公開を記念し、2週連続で「名探偵コナン」の劇場版が放送される。

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 「名探偵コナン ゼロの執行人」は、劇場版シリーズ歴代最高興行収入約91億8000万円を記録し、全世界興行収入では110億円を突破したヒット作。三つの顔を持つ謎の男・安室透がメインキャラクターとして登場する。東京サミットの開催の地である東京湾の新施設エッジ・オブ・オーシャンで大規模爆破事件が起き、現場の証拠物に残された指紋が、かつて警視庁に在籍していた毛利小五郎の指紋と一致してしまう……という展開。コナンと安室が、小五郎の逮捕を巡って敵対する。同26日午後9時~11時14分に放送。

 「名探偵コナン 天空の難破船」は、コナンの宿敵である怪盗キッドが活躍する劇場版14作目。大空を飛ぶ巨大飛行船を舞台に、コナンが前代未聞の難事件に挑む本格ミステリーが描かれる。閉ざされた空間に無数の爆弾と危険な細菌が仕掛けられ、テロリストから蘭や仲間を守るため、コナンが怪盗キッドと共に絶体絶命のピンチに立ち向かう。同19日午後9時~10時54分に放送。

 ◇読売テレビエグゼクティブプロデューサー諏訪道彦さんのコメント

 「名探偵コナン 天空の難破船」

 原作者の青山剛昌先生が、窓の外に浮かぶ飛行船を見て「あれに一度乗ってみたい」そこからスタートした企画でした。ボクも後に山本監督や脚本の古内(一成)さんらと一緒に埼玉県まで行って実際に乗せてもらったことは忘れられません。細菌テロを思わせるミステリーの縦組みや、ユニークな飛行船内など見どころたっぷり。さらに工藤新一に変装した怪盗キッドとヒロイン・毛利蘭との距離が気になる作品でした。コナンとキッドが途中下車?したのは愛知県の佐久島。コナン唯一の愛知県ロケ地ということで、今でも船に乗って島を訪れる人が後を絶たないそうです。さらに関西方面へ飛んで行った飛行船のラストは絶対見逃せないシーンです。

 「名探偵コナン ゼロの執行人」

 安室透というキャラクターが初めてテレビアニメコナンに登場したのは2012年9月。それから5年ちょっとで三つの顔(トリプルフェイス)を持つキャラクターとしてこんなに不動の人気を誇るキャラクターになるなんて誰が想像したでしょう。いや、それは2人いますね、青山剛昌先生と安室の声優・古谷徹さん。いや想像したというより先生は自ら最高のキャラクターを作り、そして古谷さんはそれに命を吹き込んで安室を存在させた。2年前「純黒の悪夢」で赤井秀一とバトルを繰り広げ、その時点で安室透を2年後の映画メインのキャラクターにしようと考えた、先生やスタッフの先見の明。それをはるかに乗り越えた安室の活躍を魅せる「ゼロの執行人」。もはやこの金曜ロードSHOW!を見ない理由が見いだせません。

 「名探偵コナン 紺青の拳」

 今度のメインキャラクターは怪盗キッドに京極真。こちらも青山先生やスタッフの先見の明が光っていると断言します。ゼロの宇宙から紺青のシンガポールまで、縦横無尽に広がるコナンワールドをどうぞテレビに映画にご堪能くださいね。

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