俳優の山崎賢人さんが27日、東京都内で行われた主演映画「キングダム」(佐藤信介監督、4月19日公開)のワールドプレミアレッドカーペットイベントと舞台あいさつに登場。同作で、天下の大将軍となることを夢見る少年・信を演じる山崎さんは「無限の可能性がある、誰よりも高く飛ぶといわれている、真っすぐな少年なので、とにかくアクション含め、気持ちを一番大切にした」と思いを吐露。役作りでは肉体改造も行ったといい、「なるべく体が細く見えればいいなと思って食事制限もして、アクションの練習をめちゃめちゃして、だんだんやせていきました」と明かした。
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レッドカーペットイベントには山崎さん、吉沢亮さん、長澤まさみさん、橋本環奈さん、本郷奏多さん、満島真之介さん、高嶋政宏さん、要潤さん、大沢たかおさんらキャストと、佐藤監督、原作者の原泰久さんが登場した。
山崎さんは、映画「キングダム」らしさとは「熱量」だといい、「この映画は、日本の映画を代表するすごい最新技術もあり、アクションもあり、本当に面白い映画になっています」と自信たっぷり。完成作を見たという本郷さんも「間違いなく、日本最高クラスのエンターテインメント超大作に仕上がっているなと実感しました」と手応えを明かし、満島さんも「世界に通用する日本映画が久しぶりにできたんじゃないかと思いました」と語るなど、キャストが口々に作品の仕上がりに太鼓判を押していた。
「キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガが原作。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・えい政、「奇貨居(お)くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)など英雄たちのドラマを描いている。12年にはテレビアニメも放送された。
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