今週シネマ:5日公開の映画 「4月の君、スピカ。」「麻雀放浪記2020」「パンドラとアクビ」「映画 きかんしゃトーマス」…話題作続々

映画「4月の君、スピカ。」の場面写真 (C)2019 杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会
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映画「4月の君、スピカ。」の場面写真 (C)2019 杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。5日に女優や声優として活躍する福原遥さんとダンス・ボーカルグループ「FANTASTICS from EXILE TRIBE」兼「EXILE」のメンバー・佐藤大樹さんがダブル主演の映画「4月の君、スピカ。」(大谷健太郎監督)、俳優の斎藤工さん主演の映画「麻雀放浪記2020」(白石和彌監督)、タツノコプロのアニメ「ハクション大魔王」のアクビと、XFLAG(エックスフラッグ)スタジオの人気ゲーム「モンスターストライク(モンスト)」のパンドラが登場するアニメ「パンドラとアクビ」(曽我準監督)、子供向け人気アニメの劇場版「映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー」(デビッド・ストーテン監督)が公開された。

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 「4月の君、スピカ。」は、2015~17年に杉山美和子さんが少女マンガ誌「Sho-Comi」(小学館)で連載し、コミックス累計発行部数120万部以上の同名マンガが原作。うっかり超スパルタ進学校へ入ってしまった星(せい、福原さん)は、ちょっぴり意地悪で強引な学年トップの秀才・泰陽(たいよう、佐藤さん)と、天文好きで無口な好青年・深月(みづき、鈴木仁さん)に出会い、誘われるままに天文部に入部する……という展開。天体をテーマにした恋模様はロマンチックなせりふに彩られ、時にニヤニヤ、時にドキリとさせられる。バックハグ、壁ドン、突然のキス……と恋愛映画に欠かせない“胸キュン”要素が満載だ。

 「麻雀放浪記2020」は、故・色川武大さんが阿佐田哲也のペンネームで発表した小説「麻雀放浪記」が原案。映画化は、1984年公開の和田誠監督作品以来、35年ぶり。2020年の未来を舞台に、1945年の戦後からやってきた主人公・坊や哲の姿が描かれる。10年間映画化を熱望し、アプローチし続けてきたという斎藤さんが「鋭角的で奇天烈(きてれつ)な世界観」と表現するぶっ飛んだ設定の新しい「坊や哲」の世界が繰り広げられる。

 「パンドラとアクビ」は、前編「荒野の銃撃戦」と後編「精霊と怪獣の街」の2部構成。アクビとパンドラのコンビが、各地に散らばってしまった、世界を滅ぼす力を持つといわれる災いのかけらを回収すべく、次元を飛び超えて活躍する。三船剛やドロンジョ、ブライキング・ボス、カンタなどタツノコアニメのおなじみのキャラクターが続々と登場する。

 「映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー」は、世界一周レースのためにソドー島を通りかかったレーシングカーのエースと出会い、世界一周の旅に出たくなったトーマスの大冒険を描く。トーマスは旅をしながら、見たことのない景色や文化に触れる。初めての世界は知らないことが多すぎて……というストーリー。ダンス・ボーカルグループ「DA PUMP」のISSAさんが、エース役でアニメの声優に初挑戦している。

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