杏:東村アキコ原作で4年ぶり連ドラ主演 年下イケメンと“偽装不倫” 

7月にスタートする連続ドラマ「偽装不倫」で主演を務める杏さん=日本テレビ提供
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7月にスタートする連続ドラマ「偽装不倫」で主演を務める杏さん=日本テレビ提供

 東村アキコさんのマンガ「偽装不倫」が7月に日本テレビで連続ドラマ化され、女優のさんが主演を務めることが11日、分かった。杏さんが連続ドラマに出演するのは、2015年7月期の主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(同局系)の第2期以来、約4年ぶりとなる。ドラマは、杏さん演じる“おひとり様女子”の濱鐘子(はま・しょうこ)が、偶然出会った年下イケメンに既婚者だとうそをつき、期間限定の恋をするラブストーリー。杏さんは「連続ドラマ出演は4年ぶりということで、いろいろと迷う部分もありましたが、その中で大好きな東村アキコ先生原作の『偽装不倫』を出してもらい、これを全力でやってみたいという思いがふつふつと湧いてきました」と語っている。

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 「偽装不倫」は、ウェブマンガサービス「LINEマンガ」で連載中の東村さんのマンガ。コミックスが2巻まで発売されており、3巻は25日に発売。32歳で独身、彼氏なしという“おひとり様女子”の鐘子は、一人旅で出会った年下のイケメンに自分は既婚者だとうそをついてしまう。「既婚」というタグがついたことで、絶望的にモテなかった鐘子に思いがけず恋のチャンスがやってくる。男は鐘子に「この旅行の間だけでいいから、僕と不倫しましょう」と言い寄られ……という展開。不倫といううそから始まる純愛が描かれる。

 杏さんは「不倫モノは、私はなかなか共感できないのですが、この話は、実は不倫ではありません。タイトルにはドキッとさせられますが、フタを開けてみると、主人公を応援したくなる、もどかしいラブストーリーだったりします。主人公とミステリアスな青年が出会い、この先、どうなるんだろうと、毎話待ちきれない、今までになかった作品になると思います」とコメント。

 続けて、「東村さんの作品はほとんど全部読んでいて、実写化のニュースを耳にするたびに、私も演じたかったなと思ってきたので、今回出演が決まって、とてもうれしく思っています。原作者の東村さんにも、原作ファンの方にも楽しんでいただけるドラマにしたいです。気合を入れて頑張ります。暑い夏を一緒に過ごしていただければうれしいです」と意気込みを語っている。

 原作者の東村さんは「新しいチャレンジで始めたこの連載がこんなに早くドラマ化されるとは、本当にうれしいです。しかも主人公の鐘子役を私の大好きな杏ちゃんがやってくれると聞いてびっくりしました。鐘子のイメージにぴったりです! ドラマを楽しみにしつつ、さらに連載も頑張ります!」とコメントを寄せている。

 ドラマの加藤正俊プロデューサーは「さすが、東村さん。原作マンガは、読めば読むほど次の展開が気になって仕方ない、ワクワクする物語です。そして主演はなんと、久々のドラマ出演となる杏さん。『東京タラレバ娘』と『花咲舞が黙ってない』という、私が手がけた大好きなドラマのお二人の融合が実現しました。きっと、爆発的な化学反応を起こして、面白いドラマになると確信しています。どうぞご期待ください」とアピールしている。

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