緊急取調室:初回視聴率15.2%と好スタート 天海祐希主演ドラマの第3シーズン

ドラマ「緊急取調室」に主演する女優の天海祐希さん
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ドラマ「緊急取調室」に主演する女優の天海祐希さん

 女優の天海祐希さんの主演ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第1話が11日に放送され、平均視聴率は15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム“キントリ”のメンバーたちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送され、15年9月にスペシャルドラマも放送された。第3シーズンでは被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。

 第1話は、全取り調べの完全可視化が実行される日を数カ月後に控えた警視庁では、各署の幹部を集め、被疑者への接し方を穏やかにするよう、極端な指導が行われていた。しかし、幹部たちが見学する中、「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海さん)は、反省の色がまったく見られない被疑者を、ものすごい剣幕で一喝。警視庁初の女性刑事部参事官・菊池玲子(浅野温子さん)から、しばらく取り調べを控え、新任の教育係に専念するよう命じられてしまう。

 その矢先、護送中だった受刑者・野本雄太(淵上泰史さん)が逃走し、主婦・藤沢さおり(市川由衣さん)を人質にして民家に立てこもる。野本は、なぜか交渉役に玲子を指名する。たったひとりで家内に突入した玲子が、野本に対して発砲し、死なせてしまい……という展開だった。

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