キングダム:吉沢亮が原作者・原泰久と対談 「熱量がすごい」と魅力を熱弁

23日発売の「SPUR」6月号に登場する吉沢亮さん (C)SPUR6月号/集英社 撮影/矢吹健巳<W>
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23日発売の「SPUR」6月号に登場する吉沢亮さん (C)SPUR6月号/集英社 撮影/矢吹健巳<W>

 人気マンガを実写化した映画「キングダム」(佐藤信介監督、19日公開)でえい政を演じる俳優の吉沢亮さんと、原作者の原泰久さんの対談が、23日発売の女性ファッション誌「SPUR(シュプール)」(集英社)6月号に掲載されることが15日、分かった。原作のファンという吉沢さんは対談で「いちばんの魅力はやっぱり熱さですよね。熱量がすごくて、読んでいて泣ける」と魅力を熱弁している。

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 今回の対談は、同誌の吉沢さんの連載「吉沢亮のカモナマイルーム」で実現。映画の中国ロケにも足を運んだという原さんは「初めて吉沢君のお芝居を見たのは、中国ロケの見学に行った最初の日で、到着したらちょうど吉沢君演じるえい政が檄(げき)を飛ばしている場面だったんですけど、それがすごくよかったんです」と印象を語った。

 吉沢さんは役作りをする上で、目の表情に細心の注意を払ったといい、「政を普通に演じると、ただの冷たいクールな男に見えてしまって、それはイヤだなと思ったんです。そうならないためにも、冷静さや気品はありつつ、どうやったら野心とか熱い気持ちが伝えられるのかと考えて、目の形で表すことにしました」と語っている。

 原作について吉沢さんが「合戦のシーンの描き込みとかものすごく細かいですよね」と話すと、原さんは「そこをちゃんと描かないと、戦う人たちのドラマも生きてこないから、手が抜けない」と、作画へのこだわりを語った。対談では、「キングダム」のこれからのストーリーについても語られているという。

 「キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原さんの人気マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・えい政、「奇貨居(お)くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)など英雄たちのドラマを描いている。12年にはテレビアニメも放送された。

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