ラジエーションハウス:第2話 窪田正孝が中越典子の病の原因探る 本田翼に思い出してもらうため試行錯誤も

連続ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第2話のシーンカット=フジテレビ提供
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連続ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第2話のシーンカット=フジテレビ提供

 俳優の窪田正孝さん主演の“月9”ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第2話が15日放送される。女優の中越典子さんらがゲスト出演。診療放射線技師の五十嵐唯織(窪田さん)が母子家庭の母・美佐子(中越さん)の病の原因を探る。15分拡大で放送。

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 診療放射線技師の唯織は、甘春総合病院院長の大森渚(和久井映見さん)から「放射線科医として働く気はないのか」と問われる。しかし唯織は「医師免許を取ったのは放射線技師として働く上で病気について深く知った方がいいと思ったから」と断る。「放射線科医とタッグを組めば最高の診断ができるはず」と続ける唯織に対し、渚は技師として働く以上、周囲に医者であることがばれないように、とくぎを刺した。

 放射線科「ラジエーションハウス」の技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一さん)は、妻から離婚を突きつけられていたが、拒否し続けていた。膝の痛みを訴える少年・健太郎(石田星空くん)のレントゲン撮影をした際、小野寺は、離婚したら会えなくなるかもしれない息子のことを思い出していた。整形外科医の辻村駿太郎(鈴木伸之さん)と共に、健太郎のレントゲン画像の読影をした放射線科医の甘春杏(本田翼さん)は、成長痛の可能性があるとしてしばらく経過を見ることにする。

 同じ頃、唯織と新人放射線技師の広瀬裕乃(広瀬アリスさん)は、金田製薬の会長夫人の富恵(宮田早苗さん)が、MRI検査を受ける際に携帯電話を手放そうとせず、手を焼いていた。閉所恐怖症だという富恵は、携帯電話に保存してある愛犬の写真を見せながら「一緒じゃなければ入れない」と騒ぎ立てる。唯織は、かつて杏が捨て犬の手当てをしたことを思い出す。杏がその時のことを覚えていれば、自分のことも思い出すかもしれないと考える。

 健太郎に会った杏は、成長痛の可能性があることを説明し、心配しないよう伝える。そこで健太郎は、母子家庭で、仕事ばかりしている母の美佐子に構ってほしくて大げさに痛がったと打ち明ける。検査を終えた健太郎と美佐子は病院を出てバスを待つ。しかし、美佐子が激しい腹痛に襲われ、倒れ込んでしまう……というストーリー。

 原作は、マンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の横幕智裕さん作、モリタイシさん画の「ラジエーションハウス」。病院の放射線科「ラジエーションハウス」を舞台に、CTやMRIで病気を撮像する診療放射線技師の五十嵐唯織(窪田さん)と、画像を読影し診断を主治医に伝える放射線科医の甘春杏(本田さん)らの活躍を描く医療ドラマ。

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