アイドルグループ「乃木坂46」の生田絵梨花さんが19日、帝国劇場(東京都千代田区)で行われたミュージカル「レ・ミゼラブル」の会見に登場。2017年の上演に引き続き、再びコゼット役を演じる生田さんは、「前回に引き続き演じさせていただきますが、演出家さんが変わったり、キャストも新しくなったり、自分自身も2年たってから演じるということで、すごく新鮮な気持ちで一から取り組めています。キャストの皆さんと、新たな長い旅を一日一日、しっかりと生きていきたい」と意気込みを語った。
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生田さんは前回の公演について、「初めてだったので、言われたことをやるので精いっぱいだった」と振り返り、演出家が変わったことについては、「(演出家が)ディスカッションしながら一緒に繊細に作り上げてくださっている。私も遠慮なく分からないことを質問したりして、(キャスト)それぞれが役を深く掘り下げることができているのではと思います」と自信をのぞかせていた。
また、自身より年下のキャストが参加していることについて、生田さんは「(熊谷)彩春ちゃんや三浦(宏規)君が年下で、ちょっと“お姉さん的”なポジションになることに、最初はフワフワしていた(笑い)」と告白。そして、「けいこを重ねるごとに『しっかりしなきゃ』とか、そういう子たちのフレッシュさを見て、『私はどこを広げられるか』とか、今までの私だけじゃないところをどう追求しようか、刺激を受けています」と語った。
初日を迎える心境を「色に例えると?」と聞かれると、「黄色。このお話は革命だったり、つらい人生だったりが主ですが、コゼットはその中で光を宿す存在かなと思う。そういう光のようなイメージを持って頑張っていけたら」と気合を入れていた。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、フランス文学の巨匠であるビクトル・ユゴーが、1862年に出版した同名小説が原作。今回は、東京公演が同劇場で19日~5月28日、名古屋公演が御園座(名古屋市中区)で6月7~25日、大阪公演が梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)で7月3~20日、福岡公演が博多座(福岡市博多区)で7月29日~8月26日、北海道公演が札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市中央区)で9月10~17日に上演。