広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、22日から第4週「なつよ、女優になれ」に入る。泰樹(草刈正雄さん)と剛男(藤木直人さん)の仲たがいがきっかけで、演劇を始めたなつ。演劇部の練習はとても厳しく、酪農との両立も難しくなっていく。
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顧問の倉田(柄本佑さん)は、なつに物語の重要な役を与えるが、慣れないせりふになつは苦心。倉田はダメ出しを続ける。ある日、舞台美術を手伝いに来た天陽(吉沢亮さん)は、部室で落ち込んでいるなつを見つける。天陽が、倉田に食ってかかると、倉田は思わぬことを打ち明け……。
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友・柴田剛男に一人引き取られ、北海道十勝地方に移り住む。柴田家の家業、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切な事を学んでいく。
第3週「なつよ、これが青春だ」は、昭和30(1955)年初夏、なつは牧場を手伝いつつ、農業高校に通っていた。ある朝、母牛が産気付き、泰樹は出産の準備をするが、生まれた子牛は息絶えようとしていた。なつは学校で学んだ蘇生法で子牛の命を救い、泰樹たちを感心させる。柴田家では酪農経営を巡り、泰樹と剛男がぶつかり、なつは同級生の雪次郎(山田裕貴さん)に相談する。雪次郎に紹介された演劇部顧問・倉田先生から意外なアドバイスを受け……という展開だった。
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