上白石萌歌:初大河「いだてん」で7キロ増量 日本人女性初の五輪金メダリスト前畑秀子役 「3年A組」に続き水泳選手

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演が決まった上白石萌歌さん
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演が決まった上白石萌歌さん

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の新たなキャストが24日、東京・渋谷のNHKで発表され、女優の上白石萌歌さんが日本人女性として五輪史上初の金メダルを獲得した女子平泳ぎの前畑秀子を演じることが明らかになった。

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 上白石さんは今回が大河ドラマ初出演。「毎日刺激があって、すてきな先輩方に囲まれて撮影しています。3カ月前から練習して、7キロくらい増量して、心も体も本人に近づけられるようにやってきました」といい、「体形から役を作るのは今回が初めてで、説得力も持たせるために筋力をつけた。いっぱい食べたり、筋トレしたり。夜中にナポリタン食べたり。でも楽しかったです」と振り返った。

 また、話題となった連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)に続く水泳選手役で、「水泳選手は役としては3回目。でもオリンピック選手は初めてで、改めて平泳ぎに向かいあって、奥の深いものなんだなって思いました」と明かしていた。

 上白石さんは 日本泳法に始まった黎明(れいめい)期から日本が世界一の水泳大国になっていく栄光の物語と共に、戦争によって変容していく五輪の歴史を劇的に描く第2部に登場。この日は斎藤工さん、林遣都さん、人気ロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本さんらの出演も発表された。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三(かなくり・しそう)、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は全47回。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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