パーフェクトワールド:視聴者も「万歳三唱」 松坂桃李&山本美月の“純愛”の軌跡

連続ドラマ「パーフェクトワールド」のワンシーン=カンテレ提供
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連続ドラマ「パーフェクトワールド」のワンシーン=カンテレ提供

 俳優の松坂桃李さんが主演を務める連続ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)。松坂さん扮(ふん)する車椅子生活を送る建築士の鮎川樹と高校時代の同級生・川奈つぐみ(山本美月さん)の純愛が描かれ、SNS上には「キュンキュンしちゃう!」「すてき!」といった声が上がっている。樹とつぐみの恋の軌跡を振り返る。

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 ドラマは、2014年から女性向けマンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中の有賀リエさんのマンガが原作。樹は、高校時代はバスケ部のエースだったが、大学時代に事故に遭い、それ以来、車椅子生活で“恋もバスケももうしない”と心に決めている。山本さん演じるつぐみは、絵が好きで美大を目指していたが、自信がなく受験を断念。インテリアデザイン会社に就職したものの、事務職に就いており、デザイナーへの道を諦めかけていたが、樹との再会によって、気持ちに変化が生じていく。

 第1話は、上司から設計事務所との打ち合わせの席に使いを頼まれたつぐみは、その席で、初恋の相手の樹と再会する。胸が高鳴るつぐみだったが樹が車椅子に乗る姿を見て絶句する。その後、美術館デートなど一緒に過ごす時間を重ね、つぐみは樹が不自由な体以外は、かつてのままだと気付く。同話のラストでは、つぐみと樹が顔を接近させるシーンがあり、SNSは「ドキドキした!」といった声で盛り上がりを見せた。

 第2話では、樹への思いを募らせていくつぐみ。しかし、“恋愛不要”を心に誓っている樹から「気持ちには応えられない。俺といても幸せになれない」と言われ、落ち込む。数日後、つぐみは、樹が飼い始めた犬のチャコがいなくなってしまい捜すことに。樹が合併症で命を落とす危険性があると聞いていたつぐみは、雨に打たれながらチャコを捜す樹の体調を心配する。つぐみの言葉に耳を貸そうとしない樹に対して、つぐみは「私の気持ち無視して、俺といても幸せになれないとか、一人で結論を出すのやめてよ」と感情を爆発させながら「好きなの」と告白する。

 同話のラストシーンは、つぐみの「何でも言ってよ。受け止めるから」という言葉に胸を打たれた樹が、つぐみを引き寄せてキスをするという展開。SNSには「めちゃキュン!」「万歳三唱」「美しすぎるキス」といった絶賛の声があふれた。

 第3話はつぐみと樹の交際を知ったつぐみの父・元久(松重豊さん)が激怒。つぐみの幼なじみで、樹の同級生でもある洋貴(瀬戸康史さん)は樹に、ヘルパーの葵(中村ゆりさん)はつぐみに、それぞれ宣戦布告する……という内容。5月7日午後9時から放送。

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