インハンド:山Pの「人間離れしたかっこよさ」が魅力 ロボットハンドがさまになる

連続ドラマ「インハンド」第4話の場面写真 (C)TBS
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連続ドラマ「インハンド」第4話の場面写真 (C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)。主人公の紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)が、右腕に黒いロボットハンドのような義手を装着した天才科学者という設定の異色のドラマだ。山下さんの演技は、SNSでも「美しい山Pの変態キャラ、嫌いじゃない」「変人変態だけど割と人間味あって可愛い」「無表情の中に表情がある」と好評を集めている。同ドラマを手がける浅野敦也プロデューサーに、山下さんの魅力を聞いた。

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 ドラマは、朱戸アオさんがマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。紐倉は、人嫌いでドS、変人で、巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、好きな寄生虫の研究をしているというキャラクター。次々と巻き起こる難事件を、元医者で助手の高家春馬(濱田岳さん)、クールでやり手の美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ、菜々緒さん)と共に、科学的な方法で鮮やかに解決していく。

 浅野プロデューサーは、山下さんについて「本人は地に足の付いたすてきな人間なんですが、かっこよさはちょっと人間離れしている」と印象を明かし、「紐倉みたいな、地に足が付いていない感じをそのまんま表現できる、適役だ」と感じたという。

 起用の決め手となったのは「原作とマッチする(イケメンな)ビジュアル面と、彼(山下さん)がもともと持っている個性」だという。ビジュアルについて「ロボットハンドを手に着けて、さまになる人って、他にいます? いないんですよね」「ちょっと人間離れしたかっこいい顔」だからこそ成り立つキャスティングだと熱弁。また山下さんの「底抜けに明るいわけじゃない、どこかニヒルでクール、真面目な部分を持っているのが、原作の紐倉に合っている」とも話した。

 SNSでも、その姿に「山Pさんハマッてるわ」「さすがっす紐倉博士! 原作ファン絶対好きだよ! 山P~ありがとう」と絶賛の声が上がっている。特に不老不死について触れた第3話の放送後は「今日のテーマ、山Pじゃん」「国宝級に美し過ぎる山Pこそ不老不死なんじゃないかって感じる」とビジュアル面でも反応があり、浅野プロデューサーは「(山下さんの起用は)成功していると思います」と自信を見せた。

 3日放送の第4話は、“人を自殺させる”という病原体を、紐倉が珍しく自分から調査する。また紐倉の過去についても少しずつ明らかになっていく。「紐倉が、闇にとらわれてしまった人々の心をすくい上げるような話を描きたい」という浅野プロデューサー。原作者と打ち合わせを重ねて、アイデアを共有しながら描かれるという紐倉の義手の謎など、今後のドラマならではの展開にも注目だ。

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