国分佐智子:「緊急取調室」で4年ぶりドラマ出演 「とても身近」な嫁姑バトル

ドラマ「緊急取調室」の第5話に出演する(左から)国分佐智子さん、主演の天海祐希さん、真野響子さん(C)テレビ朝日
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ドラマ「緊急取調室」の第5話に出演する(左から)国分佐智子さん、主演の天海祐希さん、真野響子さん(C)テレビ朝日

 女優の国分佐智子さんが、9日放送の女優の天海祐希さんの主演ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5話にゲスト出演。出産と子育てを経て、4年ぶりのドラマ出演となることがわかった。同話にゲスト出演する真野響子さん演じる姑と、“嫁姑バトル”を演じる嫁役の国分さんは、実生活でも二代目林家三平さんの妻ということから、「『嫁姑の物語なんだ!』と、とても身近に感じました(笑い)。今回描かれるお義母さんの気持ちも、嫁の気持ちも理解はできますね」とコメントしている。

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 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム“キントリ”のメンバーたちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送された。第3シーズンでは、被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。

 第5話では、姑・山下昌子(真野さん)に頼まれ、スープに使うカボチャを買いに出かけた嫁・彩矢(国分さん)が失踪する事件が発生。天海さん演じる「緊急取調室(キントリ)」の真壁有希子が、真犯人と思われる昌子と、真っ向から対決する。山崎樹範さんもゲスト出演する。

 今回は、シリーズ史上初めて有希子が単独で、しかも被疑者の自宅で取り調べを行うという展開。撮影は、真野さんの“アドリブ満載”の演技プランで行われたといい、真野さんは「天海さんにさやえんどうの筋取りを手伝わせたりもしました(笑い)」と笑顔。今回初共演となった天海さんの印象については、「天海さんのドラマデビュー作を見て以来、天海さんのことが大好きで、ずっと見守ってきたんです。だから、今回ご一緒できることがすごくうれしくて! 現場でお会いしたら、思っていた通りの方でしたね」と話した。

 真野さんと天海さんは、すぐに意気投合したといい、真野さんは「天海さんはいろんなことに、すごく気が付くんですよ。で、気が付くと、周りに言っちゃうんです。その“言っちゃうところ”が、私とよく似てる(笑い)」と明かした。天海さんも、撮影の合間に何度も「(真野さんは)自分を見ているよう!」と漏らしていたという。

 一方、4年ぶりのドラマ出演となった国分さんは、「出演が決まったときから、すごく緊張していました。でも、現場に入ったら『あ、こんな感じだった!』って、ちょっとずつ現役の感覚がよみがえってきました」と振り返った。撮影については、「真野さんの圧倒的オーラから“いい緊張感と刺激”も味わうことができて、『お芝居のお仕事がやっぱり好きだな』って思いましたね」と話した。

 また、「私も彩矢と同じように、夫の実家からスープの冷めない距離に住んでいます」と明かした国分さんは、「我が家はいちいち目くじらを立てていたら、逆にお姑さんにやられちゃうので(笑い)、何事も笑い話にしちゃっているんですよ。だから、別の意味でドラマにしたいような面白い関係性を築けています(笑い)」と告白していた。

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