松坂桃李:エリート官僚役で苦悩の表情… シム・ウンギョンとW主演映画「新聞記者」予告編公開

映画「新聞記者」の場面カット (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
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映画「新聞記者」の場面カット (C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

 女優のシム・ウンギョンさんと俳優の松坂桃李さんがダブル主演する映画「新聞記者」(藤井道人監督、6月28日公開)のポスタービジュアルと予告編が公開された。映画は、新聞記者・吉岡(ウンギョンさん)と、内閣情報調査室所属のエリート官僚・杉原(松坂さん)が登場する社会派サスペンスで、ポスタービジュアルには「内閣官房 VS 女性記者」というコピーが書かれ、2人が国会議事堂を背にして並び立つ姿が収められている。

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 予告編は、「内調からのリーク?」「また官邸からの圧力?」という会話が飛び交う新聞社内の場面と、それに続き、若き官僚が「これも国を守る大事な仕事だ」と上司に不本意な命令をされている内閣情報調査室の場面から始まる。松坂さん演じる杉原が何かに思い悩む姿や、子供を抱いて涙する様子なども収められている。

 映画は、新聞記者の望月衣塑子さんの著書「新聞記者」(角川新書)が原案で、官邸が主導する大学新設計画の真相に迫ろうとする女性記者と、秘かにメディアを駆使して都合のよいファクトを造り上げようとする官僚たちとの葛藤を描く社会派サスペンス。本田翼さん、岡山天音さん、西田尚美さん、高橋和也さん、北村有起哉さん、田中哲司さんらも出演する。

 東都新聞記者・吉岡のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名ファクスで届き、彼女は真相を究明すべく調査を始める。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原は、「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、現政権に不都合なニュースのコントロールという任務を与えられ葛藤していた。妻の出産が迫ったある日、彼は久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう……というストーリー。

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