特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の劇場版「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(オーヴァー クォーツァー)」(7月26日公開)に、俳優の前野朋哉さん、若林時英さんが出演することが6月2日、明らかになった。劇場版では仮面ライダージオウが戦国時代にタイムトラベルするといい、前野さんは織田信長、若林さんは信長の家臣で忍者の牛三をそれぞれ演じる。前野さんと若林さんが「仮面ライダー」シリーズに出演するのは、今回が初めて。
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信長はかつて「魔王」と呼ばれた戦国時代の英雄で、仮面ライダージオウは「最高最善の魔王」を目指している。劇中では2人の“魔王”が出会い、壮大な物語が展開する。前野さんと若林さんのコメントも公開された。
「仮面ライダージオウ」は、2000年にスタートした「仮面ライダークウガ」から続く「平成仮面ライダー」シリーズの20作目の記念作で、最後の平成仮面ライダー作品となる。主人公の常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ、奥野壮さん)は、時空を旅して、歴代平成仮面ライダーたちと出会いながら、「最高最善の魔王」になろうとする。
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」は、平成仮面ライダー“最後の劇場版”。常磐ソウゴの前に歴史の管理者・クォーツァーが現れる。王誕生に隠された大いなる陰謀が明らかになり、ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズ、すれ違うそれぞれの思惑が、一つの未来を決定する。そして、ついに「仮面ライダージオウ」最大の謎が明かされる……という内容。
田崎竜太監督がメガホンをとり、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の劇場版との2本立てで公開される。
前野さん、若林さんのコメントは以下の通り。
まさかの!?織田信長役で参加させていただき、信長として暴れさせてもらってます。ソウゴくん、ゲイツくん、ウォズくん、ツクヨミちゃんとも共演でき、仮面ライダー愛にあふれる現場に参加できて本当に幸せでした。子どものころ、リアルタイムで見ていたのは「仮面ライダーBLACK RX」で、平成仮面ライダーは大学生のころ、「仮面ライダー響鬼」を友達が見ていた影響で見始め、子供が2人できた現在でも、「仮面ライダージオウ」を家族みんなでドハマりしながら見ています。自分専用の「響鬼」と「ダブル」のライドウォッチも持っています! この物語は「過去」「現在」「未来」とさまざまな立場の人間が交差していき「新しい歴史」を作っていく話だと思っています。おのおのがもつ仮面ライダーとの思い出を胸に、ソウゴくんたちが作る「未来」を皆さんの目で見届けてほしいと思います。
仮面ライダー作品は自分にはご縁がないと思っていたので、今回参加できてとてもうれしく思います。脚本を読む前は「もしかしたら仮面ライダーに変身するかも」と淡い期待があったのですが、台本を拝見して人生は甘くないと改めて実感しました。キャスト、スタッフの皆さんの仮面ライダー愛がすごい現場だと初日に感じたのを今でも覚えています。僕の仮面ライダーといえば「仮面ライダー555(ファイズ)」で、子供のころ、ファイズごっこを友達と遊んでいたときに、当時はうまく「ファイズ」と言えず、「パィズ」と言っていたので、毎回ファイズになれなくて、よくケンカしていました(笑い)。平成仮面ライダー、仮面ライダージオウの集大成です! 僕が演じる牛三も活躍している……はず! ですので、ぜひお楽しみに!
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