6月3日に結婚したことを発表したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さん(42)と女優の蒼井優さん(33)が6月5日、東京都内で会見を開いた。会見の一問一答は、以下の通り。
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――2人が知り合った経緯を教えてください。
山里さん まず、なんで会見を開かせもらったのかという経緯を説明したいと思っていまして。今のご時世ですと、SNSとかでじんわり、付き合っているらしい、入籍したらしいと情報が来て、いつの間にかそうなんだと、となるより、いつもお世話になっている、マスコミの方の前で、正式にお伝えして、これからの2人を応援してもらいたかった、という意味を込めまして、こういう形をとらせていただきました。
包み隠さず、いろいろ伝えるつもりです。よろしくお願いします。
蒼井さん よろしくお願いします。
山里さん 僕らがなぜお付き合いをして、結婚に至ったのか、世の中の方は不思議になっていると思います。今日も朝から、「なんであんなやつが蒼井優と結婚できるんだ」ってコメントを集めたテレビばかりで。
一緒になったきっかけは共通の知人が結びつけてくれて。その知人は、今まで一緒に戦ってきてくれた、南海キャンディーズのしずちゃん(山崎静代さん)でございまして。
しずちゃんと蒼井さんは、「フラガール」という映画で一緒になったときから、友達として付き合っていて、そのしずちゃんが僕のことを紹介してくれ、それから2人で食事をするようになり、いつの間にかこういう形になりました。
しずちゃんのお陰で、2人が会うことができました。
(山崎静代さんがグローブをはめて登場、シャドーボクシングを披露する)
山里さん しずちゃん、違うんだよ、それは。オリンピックは終わったんだよ
(山里さんにパンチする)
山崎さん お前か、私の大事な親友を奪ったのは? お前か?
山里さん しずちゃんが紹介してくれたっていうくだり、どうするんだよ。こういうとき、そんなに力強く心臓を射抜くものじゃないよ……。普通はおなかとか、柔らかいところだよ……。誰も笑っていないじゃないか。
我々をくっつけてくれたしずちゃんもいた方がいいと思ったのですが、まさかグローブを持参してくるとは。
山崎さん 優ちゃんが、山ちゃんのことを尊敬していたんです。面白いって。ボケて「山ちゃんどう」って言ったら、真に受けてしまって。そんなつもりじゃなかったんですけど。全然受けないですね。あれ?
山里さん しずちゃんが紹介してくれたっていう感動の入り口を用意したんです。それをボケって言ったら、何もしゃべんない方がいいよ。
山崎さん ほんまのこと言います。私は、優ちゃんのことがめちゃくちゃ好きなんですよ。南海キャンディーズに取り込みたいなという気持ちでした。私が女優業として忙しいときに、代わりに出てもらったり。結構芝居もできそうやし。おもろい顔しているし。
山里さん 言っていたのが、もしここ(山里さんと蒼井さん)が結婚したら、私も家族みたいなものだから、優ちゃんに面倒を見てもらえると。
山崎さん そうですね。優ちゃんに、スカーフのアイロンかけてもらったりとか、すごいしてもらいたい。
山里さん 結婚を勧めた理由として、大分弱いよね。僕の良さにしずちゃんが気づいて、優さんと合うなとか思ったからとかじゃないの?
山崎さん ない。
山里さん 終了です。
――続行させていただきます。蒼井さんが結婚をしようと決めた、最大の理由は?
蒼井さん お付き合いさせていただくときから、結婚を前提にというお話だったので、そういうふうに思えたのはいくつかあるんですけど、一緒にいて、しんどいくらい笑わせてくれる。あと、人に対して、感動することと、許せないことのラインが一緒。金銭感覚が似ていることと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めることとか。
山里さん 今の出し方で冷蔵庫って言っちゃう、出切っちゃった感が。
蒼井さん あと優しい。
山里さん ざっくりですね。
――お付き合いしたのは、どういう経緯で?
山里さん 最初はしずちゃんと友達何人かと飲ませていただいて。女優の蒼井優じゃないですか。最初は「すごい、蒼井優がいる」ってドキドキしていたんですけど、ドキドキが数分でなくなるくらい、気さくに話してくれて、なんて優しいんだって。
こんなにすてきで、僕みたいな者にも優しくて、話も合うし。好きなものが一緒で。僕といるとすごく楽しいと全力で伝えてくれるんです。すると、俺といると楽しいって、僕のことを好きになってくれるのかなと、淡い夢を抱いていたんですよ。それから、何かのタイミングでちょっとずつご飯を重ねて、好きかもって、自分の中で上がっていって、好きってなったときに、告白しました。
――告白の言葉は?
山里さん シンプルですけど、「蒼井さん、僕と付き合ってみます?」って。このタイプが言うと、イラッてします? 皆さんのストレスが、一気にぎゅっと集まってきたみたい。
自信がなかったです。しずちゃんも陰で、僕のことをおすすめしてくれていたりとか、蒼井さんが僕のことを、どうよく言ってくれていたかを、僕に言ってくれていたんです。「優ちゃんがこのテレビを見て、山ちゃんのことをよく言っていたよ」とか、「あの言い方は、好きの方かも」とかずっと言ってくれて。すこし自信が付いてきて、機会があったときに「付き合ってくれます?」って言いました。
告白する前から、一生でこんなに合う人ですてきな人は、もう出てこないと思ったので、告白して、そしてその日に結婚の意思を伝えようと思っていました。
――蒼井さんはどう言ったんですか?
蒼井さん 「はい」と言いました。
山里さん そうです、「付き合ってください」って言ったら、「はい」って言ったんです。めちゃめちゃうれしかったです。夢かと思いました。
――その場で結婚と言ったんですか?
蒼井さん その日中に、そういうこと(結婚)を考えていますと……。
――蒼井さんの答えは?
蒼井さん (少し考えて)何て答えたっけ?
山里さん まさかだけど、俺じゃなかった?
蒼井さん こんなに多くの人に囲まれて、取材を受けるのが初めてで、今、頭が真っ白になって(笑い)。
山里さん でも付き合ったとき、僕、「結婚を念頭に置いています」と言って、「私も」と言ってくれました。
蒼井さん そうでした(笑い)。
――いつですか。
山里さん 4月中旬?
蒼井さん 4月頭です。
――あまり覚えていないんですね。
山里さん そんなことないです、めちゃめちゃ覚えています。
山崎さん ボクシングのやり過ぎちゃう?