人気バンド「サザンオールスターズ(サザン)」が6月16日、東京ドーム(東京都文京区)で全国ツアー「サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019 『“キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!”だと!?ふざけるな!!』」の最終公演を開催した。デビュー曲「勝手にシンドバット」から最新曲まで全36曲を3時間半にわたり披露。サザンの40年間を網羅したセットリストで、メモリアルイヤーのツアーを華々しく締めくくった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
昨年6月25日にデビュー40周年を迎え、8月にはプレミアムアルバム「海のOh,Yeah!!」をリリース、さらに昨年大みそかには「第69回NHK紅白歌合戦」に35年ぶりにNHKホールから出場するなど、精力的に活動してきたサザン。
ライブは、2014年のシングル「東京VICTORY」や1979年のシングル「思い過ごしも恋のうち」など新旧の楽曲を織り交ぜていた。序盤の「壮年JUMP」では「今日は千秋楽~みんなの笑顔に逢いたくて、東京ドームへ帰って来た」「お陰様で40周年」と替え歌にして集まった5万人に呼びかけ、中盤には、ツアーとともに出来上がっていった新曲「愛はスローにちょっとずつ(仮)」を演奏し、観客を魅了した。さらに「シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA」「マンピーのG★SPOT」などのアッパーチューンが続き、会場は興奮のるつぼと化した。
アンコールの「勝手にシンドバッド」では、リオのカーニバル風衣装や法被をまとったダンサーたち、また東京ドームを本拠地とするプロ野球・巨人のマスコット、ジャビットなども登場し、ステージはお祭り騒ぎに。場内のボルテージは最高潮に達し、ボーカルの桑田佳祐さんは「このステージで皆さんとこんなに盛り上がれるのは、還暦を過ぎたメンバー一同、大変幸せでございます! 本当にありがとう!」と感謝の気持ちを語った。ラストナンバー「旅姿四十周年」は、「東京ドームで、また会おうね、みんな元気で」という歌詞を乗せて演奏。桑田さんは「サザンオールスターズ、また帰ってまいります! 41年目もよろしくお願いします!」と今後の活動への意欲を見せていた。
サザン初の全国6大ドームを含む今回のツアーは、3月30、31日の宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県利府町)から始まり、6月15、16日の東京ドームまで、全11カ所22公演で55万人の動員を記録。なお東京ドーム公演の模様は、8月にWOWOWで放送されることが決定した。(水白京/フリーライター)
俳優だけでなく歌手としても活躍する上白石萌音さんが開催中のツアー「“yattokosa” Tour」のうち、2025年2月2日に「東京ガーデンシアター」(東京都江東区)で開催され…
俳優の川口春奈さんが、12月26日発売の女性ファッション誌「BAILA(バイラ)」(集英社)2025年2・3月合併号通常版の表紙に登場する。