俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがダブル主演を務めた連続ドラマ「新宿野戦病院」（フジテレビ系、水曜午後10時）の最終話となる第11話が9月11日、放送された。エンドロールでドラマの主題歌「恋のブギウギナイト」を歌うサザンオールスターズが特別出演。小池さんや仲野さんらキャストが歌に合わせて踊るスペシャルエンドロールに、SNSでは「最高のエンディング」「泣ける」などと話題になった。

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　◇以下、ネタバレがあります。

　宮藤官九郎さんが初めて手掛けた医療ドラマ。東京・歌舞伎町の路地にひっそり建つ「聖まごころ病院」を舞台に、米国籍の元軍医が「金もうけ主義」の美容皮膚科医や“ワケあり”な患者たちと繰り広げる救急医療エンターテインメント。

　最終話では、ルミナウイルスの感染者数が10日間連続して減少したため、緊急事態宣言が解除される。そんな中、歌舞伎町のクラブで行われたパーティーでフロアの床が抜け落ちる大事故が発生。聖まごころ病院ではヨウコたちが必死で処置をする。その事故が取り上げられ、ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池さん）と高峰啓介（柄本明さん）はテレビに出演。そこには以前、勝どき医療センターでECMOを使用して助かった官房副長官の川島（羽場裕一さん）の姿もあった。

　そこでヨウコは、今後の感染対策に関する話をする。ヨウコはルミナ感染の第2波が来ることを想定して補助金とは別に特別措置として援助を申し立て、川島は前向きに検討すると約束。その後、ヨウコの発言通り第2波がやってくる。メディアがヨウコの活躍を取り上げる中、週刊誌によってヨウコが以前、無免許で外科手術をしていたことが暴露され、啓介とヨウコは逮捕されてしまう。

　そして2年後、聖まごころ病院にはヨウコが発案していたカウンセリングルームが設置され、享（仲野さん）は院長になっていた。病院のテレビには紛争地域の野戦病院で活動する「国境なき医師団」が映り、その中にはペヤングを食べるヨウコの姿があった……と展開した。

　本編最後のエンドロールに、主題歌を担当するサザンオールスターズが登場。小池さん、仲野さんら聖まごころ病院の医師を演じたキャストや、南役の橋本愛さん、岡本役の濱田岳さん、サザンのメンバーら総勢31人が聖まごころ病院の詰所や処置室に集結する。ミラーボールの光が降り注ぐ中、演奏に合わせてハイテンションでダンスを披露した。

　この最終話限定のエンドロールに、SNSでは興奮する声が続出。「最高のエンディング」「エンディングに涙してしまった」「極楽みたいな贅沢（ぜいたく）エンディング」「サザンと役者さんたち総出のエンディング泣ける」「めっちゃ豪華」などのコメントが寄せられ、盛り上がった。