新宿野戦病院:「人の命を何じゃあ思うとんのら!」“ヨウコ”小池栄子と“啓介”柄本明の一喝に視聴者喝采(ネタバレあり)

連続ドラマ「新宿野戦病院」第8話の一場面=フジテレビ提供
1 / 1
連続ドラマ「新宿野戦病院」第8話の一場面=フジテレビ提供

 俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第8話が8月21日、放送された。同話では、爆発事件で「聖まごころ病院」に重傷者が多数搬送されてくる中、米国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池さん)と父で3代目院長の高峰啓介(柄本明さん)が医師としての信念を貫く姿が描かれ、SNSで話題を呼んだ。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります。

 宮藤官九郎さんが初めて手掛ける医療ドラマ。東京・歌舞伎町の路地にひっそり建つ「聖まごころ病院」を舞台に、米国籍の元軍医が「金もうけ主義」の美容皮膚科医や“ワケあり”な患者たちと繰り広げる救急医療エンターテインメントだ。

 第8話では、ある日、コンカフェで働くかえで(田中美久さん)がストーカー被害の悩みでNPO法人「Not Alone」へ相談にくる。事情を聞いた岡本勇太(濱田岳さん)は、犯人探しと警備を兼ね、かえでの働くコンカフェに高峰享(仲野さん)ら聖まごころ病院の医師らと潜入。そこで岡本は、ストーカーをしていると思われる後藤和真(北野秀気さん)を見つけ、警告をする。

 その後、かえでが働くコンカフェのビルで爆破騒ぎが起こり、現場から多数のけが人が聖まごころ病院に運ばれてくる。警察は、後藤が犯人だと断定。後藤は、重傷患者として聖まごころ病院に搬送されていた。ヨウコはコンカフェの店長が「人殺し助けんのかよ!」と泣きじゃくる中、「被害者だろうが加害者だろうが人殺しだろうがぜってえ殺さん!」と叫ぶ。

 同じく重傷を負っていたかえでは、後藤は犯人ではないという。そして聖まごころ病院に来た刑事が、真犯人が写った防犯カメラの映像を享に見せると、享は犯人が聖まごころ病院で治療中の人物であることに気づき……と展開した。

 別の重傷患者を先に医療センターに搬送しようとするヨウコらに対し、刑事は犯人を先に搬送するように要求する。刑事は、真相解明のために犯人に死なれては困ると主張するが、ヨウコは「誰が死なす言うたんじゃ」「犯人なんか助けるな言うたり、犯人じゃから死なすな言うたり、何様じゃ! 人の命をなんじゃあ思うとんのら!」と一喝。さらに啓介も「ど素人はすっこんでろ!」と怒鳴り、刑事を納得させた。

 SNSでは、ヨウコと啓介の医師として信念を貫く姿に称賛の声が相次いだ。「ヨウコ先生かっけえ」「院長とヨウコ先生かっこいいな! さすが親子」「親子でキレるシーン痛快でした」「グッときた」「しびれるかっこよさ」などの声が上がった。

テレビ 最新記事