高石あかり:見上愛&上坂樹里に朝ドラ“バトンタッチ” “ヘブンさん”トミー・バストウも駆けつけ

「ばけばけ」から「風、薫る」へのバトンタッチセレモニーの様子=NHK提供
1 / 4
「ばけばけ」から「風、薫る」へのバトンタッチセレモニーの様子=NHK提供

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチ”セレモニーがこのほど、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、放送中の「ばけばけ」の主演・高石あかりさんと、3月30日スタートの「風、薫る」でダブル主演を務める見上愛さんと上坂樹里さんが出席。プレゼント交換には、「ばけばけ」で主人公・トキの夫を演じたトミー・バストウさんも駆けつけた。

あなたにオススメ

 高石さんは「胸がいっぱいです。バトンを(『あんぱん』のヒロインを務めた)今田(美桜)さんからいただいた時のことを思い出して、だからこそいま重みがすごくて。いただいた時とは違う感覚で、バトンを渡す経験をいただけてうれしいです。とにかく『風、薫る』が楽しみすぎて、その気持ちがバトンに乗っていたらいいなと思います」とコメント。

 高石さんは撮影を振り返り「たくさんの方に携わっていただいて、『こんなにも愛されている作品ってあるんだろうか』と思うほど、全員が全力でこだわりをもって作った作品だったので、そんな作品に携われてよかったと思いますし、最後まで見ている人たちにそれが届けばいいなと思います」と思いを語った。

 見上さんから、撮影中の「ずっと忘れないだろうなと思う瞬間やエピソード」を聞かれ、高石さんは「皆さんとのお芝居で得られるものが多く、目を見ただけで鳥肌が立つような瞬間がたくさんあったのですが、ヘブン役のトミーさんといろんなシーンを撮るなかで、トキとしてヘブンとして生きているからこそ、見せようとしない勝手に出てくるお芝居がどんどん出てきて。それがこのあと放送されるのですが、より深いものが撮れていると思うので、それを見ていただけたらいいなと思います」と今後の展開にもかけて答えた。

- 広告 -

 上坂さんから「長期間の撮影にあたって楽しみにしていたことや、大事にしていたこと」を聞かれると「私は1人の時間を大切にしていて、現場でも、途中でスタッフの皆さんが知ってくださったのか、私のスペースみたいな所を少しだけ取り入れてくださって、それだけでも全然違いました。あと、お休みの時は1人で出かけたり散歩したりするだけでも違うので、“役”と“自分”のいい意味で線を引くということがちょうどよかったなと思いました」と“先輩”として振り返っていた。

 高石さんは、「ばけばけ」の舞台となった松江市の牡丹で染めたスカーフと、トキの暮らしを支えていた機織りで紡がれたスカーフ、それぞれのイメージカラーに名前を記した出雲民藝紙製のうちわを見上さん、上坂さんにプレゼント。見上さんは「2人のイメージカラーにぴったりで、直美ちゃん(上坂さん)が頑張らないといけない時は、このうちわで応援しようと思います」、上坂さんも「直美っていう名前が入っていて本当にうれしいです。大事に使います」と喜んだ。

 見上さん、上坂さんからは、見上さん演じるりんのモチーフになっている大関和さんの出身地・栃木県の伝統工芸品、黒羽藍染と大関組紐の巾着と、上坂さん演じる直美が横浜の教会で育ったことにちなんだ横浜スカーフをプレゼント。高石さんは「チャームに『ばけばけ』と『風、薫る』と書かれていて、まさか「ばけばけ」と「風、薫る」がひとつになったものをいただけるなんて思っていなかったので、すごくうれしいです。どちらの番組も時代背景が明治と近いので、それを感じられるスカーフもうれしいです」と笑顔を見せた。

 バトンタッチセレモニーを経て、見上さんは「私たちは1人に対して2人で受け取っているので、物理的には重さは軽いはずなんですけど、すごく重いものを受け取った気持ちになりましたし、放送が始まるんだという実感がわいてきました。『ばけばけ』と『風、薫る』は時代がとても似ていて、おトキちゃんたちが生きていた時代のどこか違うところでりんと直美が生きていて、看護の道をひらいていったんだなと感じます。『ばけばけ』のファンの方も『ばけばけ』に思いをはせたまま『風、薫る』を見ていただけるんじゃないかなと思います。バトンを受け取って、私たちもしっかり次につなげられるように頑張りたいと思いました」とコメント。

 上坂さんは「バトンをついに受け取る日が来たということと、いま見上さんと一緒に『ばけばけ』から『風、薫る』にバトンを受けとることができてとてもうれしいです。歴代の皆さまから受け継がれてきたこのバトンの重みを肌で感じました。このあと放送も始まりますし撮影も続きますけど、この重みを忘れずに私も最後まで駆け抜けて、次につなげられるようにしっかりと頑張りたいと思います」と意気込んでいた。

 「ばけばけ」は113作目の朝ドラ。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とセツ夫妻をモデルに、「怪談」を愛するヒロイン・トキ(高石さん)が、外国人の夫・ヘブン(バストウさん)と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく、夫婦の物語。3月27日に最終回を迎える。

 「風、薫る」は、明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。主人公の一ノ瀬りんを見上さんが、大家直美を上坂さんが演じる。3月30日にNHK総合ほかでスタートする。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画