伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第104回が8月22日に放送された。同回で、寅子（伊藤さん）のおい・直治（今井悠貴さん）のサックス演奏シーンがカットされ、視聴者が爆笑した。

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　第104回では、寅子は航一（岡田将生さん）と婚姻届は提出せず、事実婚という形で夫婦になった。花江（森田望智さん）ら猪爪家の面々は、寅子らしい選択を祝福する。

　直治は「いいよね？　おめでたいんだし。吹いていいよね？」とサックスを手にそわそわ。兄の直人（青山凌大さん）から「だめだ、あと少しだけ耐えるんだ」と諭された。

　直明（三山凌輝さん）と玲美（菊池和澄さん）の結婚式の話題になると、直治は「俺の演奏タイムもちゃんと作ってくれよな」と言い出し、またしても直人に「お前が楽しむんじゃなくて、直明兄ちゃんのことを考えろよ」とたしなめられた。直治は「俺の演奏で俺も楽しい。みんなも楽しい。だから良くない？」と笑った。

　話が一段落すると、直治は我慢できず「ねえ、もういいの？　吹いて」とうずうず。花江が「ああ、はいはい、どうぞ」と返すと、直治はうれしそうに立ち上がり、「プッ」と音を発するが、次の瞬間には場面が切り替わり、視聴者が直治の演奏を聴くことはかなわなかった。

　直治の見せ場がカットされてしまう展開に、SNSでは「直治のサックス一音出しただけで終了w」「サックス強制終了」「編集センスに吹き出した」「聞きたかったよ～」「すっかりいじられキャラに」「いいキャラしてる」といった声が上がっていた。