朝ドラ「虎に翼」特集　伊藤沙莉が主演　あらすじ（毎話紹介）・反響＆感想（ネタバレあり）・視聴率・キャスト・関連記事

　2024年4月1日にスタートするNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」の特集ページ。女優の伊藤沙莉さんが主演を務める。脚本は吉田恵里香さんが担当する。あらすじ（毎話紹介）、キャスト、反響＆感想（ネタバレあり）、視聴率、関連ニュースを掲載しています。

　◇朝ドラ「虎に翼」のあらすじ

　朝ドラ「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん（1914～84年）がモデルのリーガルエンターテイメント。女優の伊藤沙莉さんが主演を務める。脚本は吉田恵里香さんが担当する。

　タイトル「虎に翼」とは、中国の法家・韓非子の言葉で「強い力を持つ者にさらに強さが加わる」という意味で「鬼に金棒」と同義語だ。

　三淵さんは「五黄の寅年」の生まれで「トラママ」と呼ばれた。それをもじってヒロインの名前は寅子（ともこ）で、あだ名は「トラコ」。法律という強大な力に戸惑い、悩みながら、弱者のため自分の力を正しく使えるよう、一歩ずつ成長していくヒロインを、伊藤さんは演じる。

　石田ゆり子さん、岡部たかしさん、上川周作さん、森田望智さん、仲野太賀さんが出演する。

　朝ドラ初出演の石田さんは、寅子（伊藤さん）の母・猪爪はる（いのつめ・はる）、岡部さんは寅子の父・猪爪直言（なおこと）、上川さんは寅子の兄・直道（なおみち）、森田さんは直道と婚約中の米谷花江（よねたに・はなえ）、仲野さんは、猪爪家に下宿している書生の佐田優三（さだ・ゆうぞう）を演じる。

　松山ケンイチさんが出演する。松山さんは朝ドラ初出演で、裁判官の桂場等一郎（かつらば・とういちろう）を演じる。桂場は、堅物で腹の内を決して見せず、周囲の人々も彼をつかみきれないでいる。寅子（伊藤さん）に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。法の世界の手ごわい先輩だが、実は甘党という一面もある。

　小林薫さんが出演する。小林さんの朝ドラ出演は、2011年度後期の「カーネーション」以来13年ぶりとなる。小林さんが演じるのは、高名な法学者の穂高重親（ほだか・しげちか）。女性教育に熱心で、明律大学女子部の立ち上げに尽力する。ひょうひょうとしておちゃめな一面もあり、法の世界における寅子（伊藤さん）にとって、生涯の師となる。

　筒井真理子さん、中村育二さん、上川周作さん、田中要次さん、高橋努さん、小林涼子さん、安藤輪子さん、塚地武雅さんが出演することが明らかになった。高橋さん、小林さん、安藤さんは朝ドラ初出演。

　筒井さんは、寅子の大学の同級生・涼子（桜井ユキさん）の母・桜川寿子、中村さんは涼子の父・桜川侑次郎、田中さんはすし職人で“傍聴マニア”の笹山、高橋さんはゴシップ記事のネタを常に探す新聞記者の竹中次郎、小林さんは寅子の先輩となる女子部一期生のリーダー的存在の久保田聡子、安藤さんは女子部一期生の中山千春、塚地さんは寅子が働くことになる雲野法律事務所の代表・雲野六郎を演じる。

　7人組ダンス＆ボーカルグループの「BE:FIRST」の三山凌輝さんが朝ドラに初出演する。岡田将生さん、平埜生成さん、沢村一樹さん、滝藤賢一さん、声優の田中真弓さんも出演する。

　岡田さんは、父も法曹界の重鎮で自らも裁判官の星航一、三山さんは寅子の弟・猪爪直明、平埜さんは多岐川の右腕となり家庭裁判所設立のために奔走する汐見圭、田中さんは寅子の同級生・花江（森田望智さん）の実家・米谷家で働く女中の稲役、沢村さんは裁判官を目指す寅子の実力を買い採用に力を貸してくれる久藤頼安、滝藤さんは寅子の上司で共に家庭裁判所の設立準備にまい進する多岐川幸四郎を演じる。