土居志央梨:「虎に翼」再びの“よねさん”役に笑顔 スピンオフのラストシーンは「とてもすてきな演出が」

「虎に翼」のスピンオフドラマ「山田轟法律事務所」で山田よねを演じる土居志央梨さん(C)NHK
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「虎に翼」のスピンオフドラマ「山田轟法律事務所」で山田よねを演じる土居志央梨さん(C)NHK

 伊藤沙莉さん主演の2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」のスピンオフドラマ山田轟法律事務所」のロケ収録がこのほど、名古屋市市政資料館(名古屋市東区)で行われ、主人公・山田よね役の土居志央梨さんのコメントが到着した。

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 土居さんは「『虎に翼』がクランクアップした時からスピンオフをずっとやりたいと言っていたのですが、そこからかなり時間が経って、もうさすがにないのかなと思っていたところに、スピンオフ企画が決まったというお話を聞いたので、本当にうれしかったです」と再び“よねさん”を演じられることを喜んだ。

 「放送が終わってからもいろんな方からたくさん感想をいただいたことで、自分の中でさらに『虎に翼』への理解や愛が深まり、今回の撮影では、よりディープなところに入って演じている気がしており、ありがたい経験だなと思いながら毎日撮影に臨んでいます。愛知県でのロケは、本当に懐かしいという感じです。名古屋市市政資料館では『虎に翼』の女学生時代を撮影していたので、昔の学生時代を思い出すような感覚で、久しぶりに来た場所というよりかは、学生時代を過ごした場所に戻ってきた感覚で、とてもほっこりとした気持ちです」とコメント。

 続けて「ラストシーンを撮影したのですが、とてもすてきな演出があって、演じながら泣きそうになりました。とてもすばらしいシーンになっていますので、ラストシーンまで見逃さずにご覧いただきたいです」とアピールした。

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 制作統括の尾崎裕和さんは「『虎に翼』放送時から、スピンオフの制作についてファンの方からいろいろお声をいただいていました。その中でも『よねと轟の物語を見たい』という声がとても多かったので、『虎に翼』本編撮影時から脚本の吉田(恵里香)さんや土居さん、轟役の戸塚(純貴)さんとも『スピンオフやりたいね』というような話をしていました」と裏側を明かした。

 「今回のスピンオフは、『虎に翼』の放送が終わってから、みなさんの声を受けて企画し実現したものです。名古屋市市政資料館は、『虎に翼』の時にも撮影に来ましたが、寅子のモデルでもある三淵嘉子さんも働いていたゆかりの地です。この場所で再びロケができてとてもうれしく思います」と話した。

 「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿が描かれた。スピンオフ「山田轟法律事務所」では、よねと轟のバックストーリーをふんだんに盛り込み、弁護士の視点から「虎に翼」の世界を描く。2026年3月放送。

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