「第62回ギャラクシー賞贈賞式」が6月2日東京都内で行われ、俳優の伊藤沙莉さんが主演を務めたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」が、同賞のテレビ部門の大賞を受賞した。
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贈賞式には制作統括の尾崎裕和さん、脚本を担当した吉田恵里香さんらが登場。主人公・寅子が発していた「はて?」について、吉田さんは「企画の段階から、さまざまな怒りをしゃべっていて。日々の怒りをどう分け合うか、柔らかな、でも力強い言葉ということで自然と出てきたのが『はて?』でした」と明かした。
尾崎さんは「伊藤さんがやってくれたらすごい寅子になるだろうと思いましたが、本当に素晴らしい寅子をやり抜いてくださったと思います」と伊藤さんに感謝した。
さらに続編やスピンオフの可能性について聞かれると、「チーム内ではやりたいと思っています。話もしますけど、いろんなことを責任もって整えられたらと思います。頑張ります!」と話していた。
「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。