ちはやふる:“綿谷新”細谷佳正が「あらた坂」に 瀬戸麻沙美と記念碑に大喜び

「あらた坂」を訪れた細谷佳正さん(左)と瀬戸麻沙美さん
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「あらた坂」を訪れた細谷佳正さん(左)と瀬戸麻沙美さん

 アニメ「ちはやふる」の綿谷新役を務める声優の細谷佳正さんが6月22日、主人公・綾瀬千早役の瀬戸麻沙美さんとともに、福井県あわら市自由が丘の「あらた坂」を訪れた。初めて「あらた坂」に来た細谷さんは、新のメガネが刻まれた記念碑を前に「(メガネが)ウルトラセブンみたい」と喜んだ。

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 地元では桜の名所として知られていた同所は、作中で千早と新が再会を果たした名シーンのモデルとなった場所として、ファンの間では隠れた“聖地”となっていた。2019年3月に、原作者サイドの了解を得て、「あらた坂」と命名して記念碑を建立し、佐々木康男市長も登壇しての除幕式も行われた。

 御影石でできた記念碑には、メガネのほか、在原業平の「ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは」や、桜の花びらが刻まれているほか、上には崇徳院の下の句「われてもすゑにあはむとそおもふ」が刻まれたかるたの札がかたどられている。瀬戸さんと細谷さんは、できて数カ月の記念碑を触って大喜び。細谷さんは「今回の新緑も奇麗でしたが、次はぜひ桜の季節にチャリンコで、あらた坂を走ってみたい」と話していた。

 「ちはやふる」は、累計2400万部を発行している末次由紀さんの人気マンガ。主人公の千早が、転校生の綿谷新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一ら、かるた部の個性的なメンバーたちと共に、かるたに情熱を燃やす姿を描いている。女優の広瀬すずさんが主演した映画版も話題となった。テレビアニメは11年に第1期、13年に第2期が放送され、第3期は約6年ぶりの新シリーズで、2019年10月期、日本テレビの深夜アニメ枠「AnichU」などでの放送が予定されている。

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