粟野咲莉:「なつぞら」話題の子役が“月9”初出演 初共演・上野樹里の演技「すごいなー!」

ドラマ「監察医 朝顔」に出演する粟野咲莉ちゃん(C)フジテレビ
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ドラマ「監察医 朝顔」に出演する粟野咲莉ちゃん(C)フジテレビ

 NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、広瀬すずさん演じるヒロインなつの子供時代を演じて話題となった子役の粟野咲莉ちゃんが、上野樹里さんが主演を務めるフジテレビの“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第1話(7月8日放送)に出演することが6月23日、明らかになった。咲莉ちゃんが同枠の作品に出演するのは初めてで、主演の上野さんと初共演。

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 咲莉ちゃんは、母を突然亡くした10歳の早紀を演じる。同役は約100人によるオーディションで選ばれ、「監察医 朝顔」の金城綾香プロデューサーは「初めて会ったときに、粟野さんの目の奥に強い力を感じて、“早紀”を演じていただきたいとすぐに思いました。上野樹里さん演じる主人公の朝顔先生に、“あるきっかけ”を与える大切な役です。“粟野咲莉ちゃん”ではなく、現場には“早紀ちゃん”がいました。皆様に見ていただくのが今から楽しみです」とメッセージを寄せている。

 ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。東日本大震災で母が行方不明となった法医学者の朝顔(上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平(たいら、時任三郎さん)が遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人の心を救っていく様をハートフルに描く。初回は30分拡大で放送される。

 ◇粟野咲莉ちゃんのコメント

 ――初の月9ドラマ出演となる本作で早紀を演じての感想をお願いします。

 ちょうど私くらいの年の早紀を演じて、早紀ちゃんと同じことが自分に起きたらと思ったら、すごく苦しくなりました。いつか出てみたいと思っていた月9ドラマで、その早紀ちゃんの気持ちがしっかり伝えられたらいいなと思って、頑張りました。

 ――主演の上野樹里さんとは初共演ですが、上野さんとの撮影は、いかがでしたか?

 上野さんのお芝居がすごくて、本番中は上野さんのお芝居が早紀の気持ちを引っ張ってくださっていました。お芝居の気持ちを作るのが難しいシーンのときに、「外の空気吸う?」と言って誘ってくれて、「水たまりを見ると落ち着くよ」と優しく励ましてくださり、本番前にも私の気持ちを助けてくださいました。終わったときには『頑張ったね!」と褒めていただいてとてもうれしかったです。

 ――視聴者の皆さんへ見どころなど、メッセージをお願いします。

 監督と上野さんが、お芝居一つ一つにこだわって、お話ししながら作り上げて行くのを間近で見て、すごいなー!と思いました。 私もできるだけ早紀ちゃんになりきれるように、気持ちを考えてお芝居しました。早紀のお母さんに対する気持ちの変化に注目してもらえたらうれしいです。

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