中谷美紀:人生を変えた出会いは? 蜷川実花監督ドラマで池田エライザと共演 中島美嘉も歌姫役で

「Netflix」の「オリジナル作品祭」に登場した中谷美紀さん(左)と池田エライザさん
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「Netflix」の「オリジナル作品祭」に登場した中谷美紀さん(左)と池田エライザさん

 女優の中谷美紀さんが6月25日、東京都内で行われた動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の「オリジナル作品祭」に登場。自身が出演するオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」のメガホンをとった蜷川実花監督、共演の池田エライザさんとともにトークショーを行った。

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 作品にちなみ、「人生を変えるような大きな出会いは?」と聞かれた中谷さんは、「2011年の初舞台のとき、演出家の方から『演じるというのはフランス語で『Jouer(ジュエ)』、英語で『Play(プレー)』、これはどちらも“遊ぶ”という意味も兼ねる』と言われて。演じるって本当に苦しいことだと思っていたけど、楽しんでいいと教えていただきました」と感謝していた。

 池田さんは「今の事務所の方々に出会った瞬間。面接で、『かしこまっているけど、いろんな姿があるだろうから、そこを見てそこをブラッシュアップできたらいいなと思っている。可愛い子ぶっているでしょう』と言ってくださって。ばれてるんだなって(笑い)。それがすごくうれしくて。同世代の中でも伸び伸びとやらせていただいているほうだと思うので、今の私を形成したのは、その出会いじゃないかと思います」と語った。

 金髪で写真家・奈良リミを演じる中谷さんは「私自身は被写体になる側ですけど、被写体でありながら人生の観察者でもありたいと思っている。人を演じるというのは人の観察から始まるので、観察することが大好き」と話し、「池田エライザさんらすてきな被写体の皆さんを、カメラを通して観察させていただいて幸せ」と撮影について話していた。

 中谷さんは撮影現場のエピソードを聞かれ、「以前、夏木マリさんと母娘の役で共演させていただいたことがあって。今度は女性同士の友情。(夏木さん演じる)エリコを呼び捨てにするので、最初は戸惑ったのですが、マリさんが本当に若々しく、器の大きな方なので、遠慮なく結構ぞんざいな口の利き方をしています(笑い)」と明かした。

 「FOLLOWERS」は、蜷川監督が長年温め続けてきた企画を映像化。SNSにアップされた1枚の写真をきっかけに、有名になった女優の卵が、東京で夢を追う多くの女性たちとの新しい出会いを通して成長していく姿を描く。池田さんは、女優を夢見て上京し、挫折を味わいながらも成長していく百田なつめを演じる。2020年初頭に配信予定。

 イベントでは同作に歌手の中島美嘉さんが歌姫・sayo役で出演することが発表され、蜷川監督は、「(中島さん)ご自身がやってこられたところと(役が)それなりに近いところもあったと思う。ちょっとすごいシーンが撮れているので楽しみにしてください」と笑顔でアピールしていた。

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