監察医 朝顔:上野樹里主演の新“月9”主題歌 CDショップ大賞受賞・折坂悠太を抜てき

連続ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌を担当するシンガーソングライターの折坂悠太さん
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連続ドラマ「監察医 朝顔」の主題歌を担当するシンガーソングライターの折坂悠太さん

 アルバム「平成」が「第11回CDショップ大賞」の大賞「青」(新人の中で優秀なアルバム)に選ばれたシンガー・ソングライターの折坂悠太さんが、7月8日からスタートする上野樹里さん主演のフジテレビの“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の主題歌を担当することが7月5日、明らかになった。抜てきの理由は、折坂さんのどこか懐かしさを感じさせる太くダイナミックな歌声だったという。

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 主題歌の「朝顔」は、ピアノの伴奏から始まり、折坂さんのぽつりぽつりと語りかけるような歌い出しに、ストリングスが加わり、緩やかに感情の起伏を駆け上がっていくようなダイナミックなサビのメロディーが印象的な曲という。サビで何度も「願う」と繰り返す歌詞は、ドラマのエンディングにこの曲を聴いて晴れやかな気持ちになってほしいという折坂さんの“願い”が込められているという。

 ドラマは、マンガ誌「漫画サンデー」(実業之日本社、現在は休刊)で連載された作・香川まさひとさん、画・木村直巳さん、監修・佐藤喜宣さんのマンガを原作に、設定をアレンジ。新米法医学者の万木朝顔(まき・あさがお、上野さん)と、朝顔の父でベテラン刑事の万木平(たいら、時任三郎さん)が遺体の謎を解き明かしながら、遺体から見つけ出された“生きた証し”が残された人のたちの心を救っていく様をハートフルに描くヒューマンドラマ。

 折坂さんは「もの言わぬ人の思いをくみ取り、代弁し、暗い夜の先に、一筋光を見いだす。主人公・朝顔の『監察医』という仕事は、『歌手』として生きる自分とも重なります。このドラマを見た人がただ、朝に始まる明日を愛せるように。物語の登場人物たちの歩む道が、僕や、大切なあの人と交差しますように。そう願って歌います」とメッセージを寄せている。

 上野さんは、折坂さんの「朝顔」について「タイトルが『朝顔』という役名と同じであることに感動しました。歌の中では、現在・過去・未来と描かれているようですが、朝顔の家族が思い浮かぶだけではなく、死という別れを乗り越えて生きている人々にも、聴いてほしいなと思いました。改めて太陽と共に咲く朝顔の花のように、つらいことがたくさんあっても明るく前向きに生きている主人公の姿を、この素晴らしい主題歌と共に皆様の元へ届けていけたら」と話し、「元号が変わって時代が変化していく中で、新しいサウンドで、懐かしさも感じる折坂さんの楽曲と歌声は、まさにこの『監察医 朝顔』のドラマにふさわしいと思いました」とコメントしている。

 7月8日の初回は30分拡大放送。

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