時効警察:吉岡里帆が新人刑事役で初参戦 おなじみのメンバーも再集結! 新作「時効警察はじめました」10月放送

連続ドラマ「時効警察はじめました」に出演する(右から)オダギリジョーさん、吉岡里帆さん、麻生久美子さん =テレビ朝日提供
1 / 4
連続ドラマ「時効警察はじめました」に出演する(右から)オダギリジョーさん、吉岡里帆さん、麻生久美子さん =テレビ朝日提供

 俳優のオダギリジョーさんや女優の麻生久美子さん出演のテレビ朝日のコメディーミステリードラマ「時効警察」の新シリーズのタイトルが「時効警察はじめました」となり、今年10月から放送されることが7月6日、明らかになった。また女優の吉岡里帆さんが、「ガンバリマス!」が決めぜりふの“やたらとガンバル刑事課期待の新人”彩雲真空(あやくも・まそら)として出演することも発表された。吉岡さんがテレビドラマで本格コメディーに挑戦するのは初。刑事を演じるのも初めてという。

ウナギノボリ

 「時効警察」は、時効が成立した事件にスポットを当てたコメディーミステリー。オダギリさん演じる総武警察署・時効管理課の警察官である霧山修一朗が“趣味”で時効が成立した事件を捜査する姿を描く。2006年1月期に第1弾となるドラマが放送され、2007年4月期に第2弾「帰ってきた時効警察」が放送された。三木聡さんが脚本・監督を務め、園子温さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、岩松了さんらも制作に参加した。

 新シリーズは、前2シリーズと同じ金曜ナイトドラマ枠(金曜午後11時15分)で放送。霧山が名助手・三日月しずか(麻生さん)と共にライフワークといっても過言ではない“唯一の趣味”を再開する。さらに、温和な無秩序課長・熊本(岩松さん)、無類のイタズラ好き・又来(ふせえりさん)、人生の99%が無表情なサネイエ(江口のりこさん)ら時効管理課の面々、トレンチコート命の残念エース刑事・十文字疾風(豊原功補さん)、いいかげんを極める先輩刑事・蜂須賀(緋田康人さん)、ちゃっかり鑑識官・諸沢(光石研さん)、ナレーターの由紀さおりさんも約12年ぶりに再結集。撮影はすでに始まっているという。

 ドラマ出演について、吉岡さんは「前2シリーズを、私も一視聴者として見ていたんです。皆さんがまた集まることがファンとしてうれしかったと同時に、自分もあの世界の中に入れるということで『ホントに!?』と思いました」と喜びのコメントを寄せている。

 吉岡さんは、左腕を垂直に立て、その肘の部分に右手を添える、気合が入りすぎて逆にゆるい「ガンバリマス!」ポーズも自ら生み出したといい、「スタッフさんとの打ち合わせで『期待しているよ』と言っていただけたとき、無意識のうちにやっていたポーズで、本編でも使おうということになったんです(笑い)。普段はこんなポーズを取ることがないんですけど、力が入っていたんだと思います」と述懐。

 また、初共演のオダギリさんと、三木さんが監督を務めた映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(2018年公開)以来の再共演となる麻生さんについては、「オダギリさんは、誰よりも皆さんのことを見ていてくださって、とても頼もしい方。麻生さんは可愛くて、面白くて、無敵な人。大好きです!」と語っている。

 一方、オダギリさんは吉岡さんについて「新しく加わることは、不安や心配も大きかったと思いますが、吉岡さんは見事になじんでいます。というより、すでにみんなから愛されています。明るくて素直で人柄が良く、麻生さんは『こんなすてきな子供が欲しい』と、吉岡さんの家庭環境を聞き出したりしています。とにかく。時効警察は独特な現場ですが、吉岡さんなら何の心配もないと思います」と、太鼓判を押している。

 また、約12年ぶりにレギュラーキャスト陣と再会したオダギリさんは「確かに12年がたっているのに、みんな何も変わっていませんでした。見た目も変わってないし、掛け合いも当時のまま。初日から何の違和感もなく、12年前の感覚に戻ることができました。ただ、みんな確実に体力は落ちています(笑い)」と、感想を述べている。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事